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 2010年9月 3日(金) 09:49 JST

望む変化になろう! 2


text by akila gotoh (SBS学生 ゆっくり村在住)

望む変化になろう!」 続き>>

いくら、つながりや、環境の大切さ、地産地消を訴えても「便利、簡単、安い、早い、楽ちん」という価値観は根強い。
その根強い価値観が「ま、良いんじゃないの」という形でライフスタイルの変化を阻んでいるとも感じる。
セヴァンにその辺を聞いてみた。


手元にはお気に入りのMy水筒が♪

「そうね、実際今の大量生産・大量消費を前提にしたライフスタイルは根強いしどんどん拡がっていると感じるわ。
そこで、私たちが意識しなければいけないのは「世代間の愛 (intergenerational love)」だと思うの。
自分だけが良ければOKという態度ではなくて、自分の選択が未来の世代、自分たちの子どもや孫の世代の未来に大きく影響を及ぼすことを考える必要があると思うの。
誰だって、自分の子どもや孫は可愛いわよね。その子どもや孫の世代にどんな社会や世界、自然を残していきたいのか?そこをしっかりと意識して日々の選択をしたら、「ま、良いか」とはなり得ないと思うわ。」


セヴァンがカフェ・クリキンディに寄せてくれたメッセージ。イラストが可愛い。

セヴァンは21世紀の社会における変革についても、スロービジネスの大切さについても話をしてくれた。
「今は21世紀、インターネットやバイオディーゼルなど科学技術の発達がもたらす良い面もあるわ。これからは、とにかく何が何でも科学技術を発達させるといったことではなくて、古きよき伝統と新しい技術の組み合わせが必要だと思うの。
言ってみれば、21世紀型の発展。自然に寄り添った伝統的な価値観やペースを大切にしながらも、先端的技術を活用してもっともっと良い社会にしていけると思うわ。
それと、やっぱり「仕事」ということがとても大切になるわね。
これは相当難しいチャレンジだけれども、もっともっと本当の意味で「効率的な」社会システムを創っていく必要があるわ。
例えば、エコロジカルな水の使い方や洗濯の仕方というのは、そういった選択肢がシステムとして提示されてくれば拡がると思うの。
地域で洗濯物を集めて、まとめてエコロジカルな洗剤を使って適切な水の使い方で洗濯してお客さんに返すような仕組みが出来たとするわよね。
それで、そっちの方が「効率的」だし気持ち良いし、エコロジカルだということになれば、多くの人がそれを選択するようになると思うの。
そうすれば、スムーズに環境に良いことが生活の中で展開できるわよ。そういった新しいシステム、仕組みを作っていく必要があると思う。
その意味で、スロービジネスというコンセプトはと?っても大切だわ。
とても、チャレンジングなことだけれども、伝統と先端技術を組み合わせていって新しい21世紀型の仕事や生き方のあり方をどんどん創り出していきたいわね。」
「がんばらずに」創っていきましょう!


福岡イベントのスタッフ&関係者とセヴァン(中央右で子どもを抱えている)

限られた時間だったが、セヴァンのいろいろな話を聞くことが出来た。
これからの、ライフスタイルと仕事のあり方、スロービジネスの位置づけ。
大きな視野で見ながら、それをどう実践に結び付けていくか。
来年からセヴァンはハイダグアイというカナダの島にて新しい生活をスタートさせるという。
その地域でどんな実践が展開できるか、彼女のチャレンジも今後期待しながら見ていきたい。
できることから始めて、それが積み重なり、大きなうねりとなれば良いなぁ、と思った。
ハチドリの話がこれだけ拡がり、何か私にも出来ることがあるのではないか、という雰囲気を作りだしている。
それが、もう一段階進んで、経済や社会、文化の仕組みにもどんどん波及していく。
そんな、日に向けて、ひとしずくをぽとりぽとりと落としていきたい。
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