K.Tさん 習慣を変えてみた

SBS2期生 K・Tさん

「習慣を変えてみた」

「石鹸」

食器を洗うときは、油汚れがついているものといないものに分け、油汚れは、ぼろ
きれなどで拭き、最後にだけ洗剤をつけて洗う。油汚れがないものは、布かアクリル
たわしでこするだけで充分落ちる。これによって、消費する洗剤の量は激減し、小さ
いボトル入りのものでも一人暮らしなら1年近く持たせることができる。こういう、
排水を汚さないための配慮は、かなりの人たちが始めているらしい。
私は、ここで考えた。この考え方は他にも応用できるし、されるべきである。
例えば、お風呂。体を洗うときにはいままで何気なく石鹸を使ってきた。泡を立て
てタオルで体中に塗りつける。そしてお湯で洗い落とす。よく考えると体にはあまり
油分がついていない、だのに石鹸をつけるのはどうしてなのか?
多分、垢を落とすためなのであろう。垢は、湯船に浸かっていると皮膚の表面が次
第にふやけて浮き出してくる。そこに石鹸を塗って洗い流すときれいに落ちるという
原理なのだろう。
しかし、本当に石鹸は必要なのだろうか。江戸時代には石鹸なんて普及していな
かったのだろうし、もともと日本に石鹸を伝えてきた西洋人の習慣では湯船になんか
浸からない。だから西洋人は、皮膚をふやかすことなく石鹸で垢を無理やり取ってい
るんじゃないだろうか。だから、湯船にゆっくり浸かる習慣のある日本では石鹸は過
剰性能なのではないだろうか。
そう疑問を抱いた私は、さっそく木綿タオルを購入し、風呂で温まった後、体中を
石鹸なしでこすることにした。初めのうちは、所謂「さっぱり感」がなく物足りな
かったが、それを約2年続けた。今に到っているが、全く問題を感じていない。
むしろ、体中を確実に擦るので、皮膚に刺激が与えられ、健康に良く作用している
のではないかと思っている。そのおかげで、風邪もひかない。石鹸も現在洗顔だけに
使っており、年間1個程度で済んでいる。
生活の中で、このようにいろいろと疑問を抱いてみると新たな発見、日常の無駄に
気づくものである。
スロービジネスクール公式サイト: K.Tさん 習慣を変えてみた
http://www.slowbusiness.org/article.php/200802_egumi_kadai2_a