T. Rさん 自分へのインタビュー
- 2008年2月20日(水) 14:09 JST
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- 投稿者:
- e-gumi
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【2期生 T・Rさん 自分自身へのインタビュー ?なぜSBSに入ったか?】
小学生の頃、担任の先生から聞いた、世界は将来食糧危機になるという話。
自分に何ができるだろうかと、考えるようになった。
中・高校生の頃、将来は世界とつながる仕事をしたいと思っていた。
それなら英語を勉強しようと。
世界が広がるようで、楽しかった。
そして、世界の問題を伝えるために、学校の先生になろうと思うようになった。
大学の教育学部、大学院と進んだけれど、
自分が求めていたようなものと出会うことはできなかった。
将来、何を仕事としたらいいのか、悶々と悩む日々。
このまま学校の先生になることに、疑問をもつようになる。
大学院を卒業する前くらいから、このままではいけない、と、
大学の外へ、求めて出て行くようになった。
「国際」とか「海外」とかのつく講演会とか会があれば、とにかく顔を出した。
ある講演会でたまたま出会った人が、お店をしているというので、訪ねて行った。
有機野菜や、第三世界ショップの商品を置いている、小さなお店。
今で言うエコロジーショップ、フェアトレードショップ・・・
今から10数年前のこと。その頃の私は、そんなことばも知らなかった。
初めて出会う世界。なんだかおもしろそう・・・。
バザーの手伝いをしたりしているうちに、いろんな人と知り合う。
それと並行して出会ったのが、農だった。
最初は、なんでお店に野菜を置いているんだろう?
なんでまわりの人(海外のことに関わっている人たち)が
農業に興味を持ってるんだろう?
と不思議だった。
そのうち、お店の人に誘われて、農業をやっている人を訪ねる機会があった。
はじめての農作業の体験。
おもしろい!とにかく新鮮だった。
こんな世界があることが、驚きだった。
そのうち、私も海外へ出てみたいと思うようになる。
初めてのアジアへの旅。
以来、毎年のように、休みを利用してアジアのどこかの国へ出かけるようになる。
でも、行くたびに、何か違和感のようなものを感じていた。
自分がそこにいてはいけないような感覚・・・
それがなぜなのか、そのときはよくわからなかった。
そんな出会いの中から、「開発教育」を知ったのは、1991年のこと。
途上国の問題は、私たちの生活そのものとつながっていること。
そのことを、誰か1人の人に教えられるのではなく、
「参加型」の手法で、それぞれが自分の中に持っている答えに気づく、
という手法をとっていること。
この出会いは、大きな転機だった。
何よりも、そういう「ワークショップ」型の学びの方法と出会ったことが、
大きかった。
1996年に、いったん教員を辞め、次の道を模索することに。
マレーシアのサラワク州に3ヶ月滞在し、
先住民・イバンの人たちと生活を共にする。
山や川からとれるもので生活し、
また、自分たちで生活に必要なものをは自分たちの手で作り出す。
子どもたちは、お年寄りをとても尊敬している。
確かに、お年寄りは、カッコイイのだ。
そんな生活が、とても豊かだと思うようになった。
そして、海外へ旅に出たときに感じていた違和感が、
何だったのかが、理解できるようになった。
自分は、今まで、自分の手で作り出すということを、してこなかった。
というか、そういうことができると、思ってもいなかった。
「そんなことは、つまらないこと」と、親世代から言われて育ってきていた。
自分には何も作り出せない・・・だから、自分に自信がなかったのだ。
アジアの人たちは、「日本は豊かだ」と言うけれど、
私は、自分が日本に生まれたことに自信を持っていないじゃないか!
それなのに海外のことに関わろうとする自分自身に、
違和感を感じていたのだと気づいた。
もっと、しっかりとしたものを持ちたい。
日本にも、作り出せるもの、伝えていけるものが、
本当はたくさんあるはずなんじゃないのか。
それまで全く思いもしなかった、田舎に、農村に、
目が向くようになったのは、それからだった。
そして、田舎に住み、とりあえず、そこでやれる仕事をやりながら、
これからの道を模索することにした。
消費するだけでなくて、生活に必要なものを作り出せる人になりたい。
自信を持って、世界の人とつながっていける人になりたい。
そうしながら、世界の問題の解決に、やっぱり何らかの形で関わっていきたい。
それまでは、そういうことは、「ボランティア」でしかできないと思っていた。
でも、ボランティアでいくらがんばっても、どこか認められないように感じていた。
それに、ボランティアをしている人たちの間で、
お金を稼ぐことを「良くないこと」と考える人が多いのは、どうしてなんだろう・・・
という疑問も持つようになった。
そして、新たな視点に気づいた。
新しい形の仕事の仕方があるんじゃないだろうか?
どこかで稼いで、ボランティアでやりたいことをやる、という以外に、
自分が多くの時間を費やしていることそのもので、
経済的にも成り立っていく、という方法が。
そんなことを思っているときに、偶然、SBSのホームページを見つけた。
確か、2005年だったと思う。
私が思ってきたようなことを思っている人たちが、他にもいるんだ。
こういう人たちとつながってみたい!
それに、新しい形の仕事の、ヒントを得られるかもしれない!
直感的にそう思ったのが、SBSに入ったきっかけだった。
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