トップページこのサイトについてよくある質問(FAQ)プライバシーポリシー問い合わせ

 2009年1月 6日(火) 20:18 JST

一歩でも半歩でも良い。実行に移してみよう



「一歩でも半歩でも良い。実行に移してみよう」

中村隆市(SBSコーチョー/ウインドファーム代表)


こんな学校らしくない学校に人が集まるのだろうか、
どれだけの人が参加してくれるのだろうか、
と不安もありながらスタートさせたスロービジネススクールも4年目に入っています。

初年度は10代から60代まで幅広い年代、
そして多様なキャリアと仕事をしている学生が100名以上も集まりました。
4年間継続してきて、SBS学生同士の間にはある種の
家族のようなつながりが生まれています。

しばらく会っていなかった人に合宿などのイベントの際に会うと
「久しぶりやねぇ。元気やった?」ととても嬉しく懐かしく話が弾みます。
ふらっと戻ってこれるコミュニティとしてSBSが機能していることを嬉しく思っています。
これも、地道に活動を継続してきた賜物ですね。

   
08年6月に行われた赤村(福岡)合宿にて。辻信一さんと中村さんの対談。
辻さんも04年の府中(東京)合宿以来、ふらっとやって来てくれた。



スロービジネスにおいて大切なことは、
この「地道に継続していく」ということがひとつあると思います。
皆さん、東京都府中市にある「カフェスロー」という
スロービジネスの実践例をご存知でしょうか?
08年5月で7年目に入りました。
スタート当初は「コーヒーだけ出すカフェで良いのではないか?」
といった路線で行こうとしたのですが、
それでは集客が難しく徐々にスローフードもコンセプトに
取り入れた」カフェになっていきました。


(写真:カフェスローHPより拝借)

それと並行して、「スロー」というキーワードで音楽、トーク、ものづくりや
からだを動かすワークショップ、写真や絵の展示など
多様なイベントを企画していくようになりました。

今や、スローという文化の発信場所としてとても充実したお店になっています。

08年6月には、駅に程近い場所に移転も果たしました。
今までは、駅から徒歩15分ぐらいの立地でしたから、大きな変化です。

場所の広さ、アクセスの良さなど条件はこれまでよりもさらに良くなっています。
その分家賃や維持費も高くなるのですが、
「今までの経験と蓄積を活かせば新しい場所でもやっていける!」という想いが
カフェスローのオーナーやスタッフにはあるようです。

カフェスロー立ち上げ時期に、もし今の物件の話があっても
容易には飛びつかなかったでしょう。
7年やってきて培った経験とお客さんや仲間とのつながり、
そして信頼が今は確実にあります。
スローという文化を発信し、スローライフを提案し、
スロービジネスを実践しているカフェスローの意義や大切さというものが
ジワリジワリと社会にも浸透しているように感じています。
そのことが、さらにカフェを引っ張っていく。
新天地でもやっていけるという自信になっていると思います。

色々な人の力添えや支えがあってカフェスローは
ここまでやってこれたという感じがあります。
カフェのオーナーである吉岡淳さんは、
「支えてくれる人々への感謝の念を少しでも表すこと」を
パートナーに助言され続けたと振り返っています。
立ち上げ期や困難な時期に後回しになってしまいがちな感謝の表現、
後回しになってしまっても「しょうがない」と言い訳せず、
それを少しでも良いから表現していくことを意識したとのことです。

こういったお互い様の支え合い自体にある愉しさや喜びも
スロービジネスを拡げていく上でとても大切なものです。
今後、カフェスローがあることで、そしてそのつながりの中で
「幸せ・ハッピネス」が波及していく、拡がっていくことでしょう。

燃え盛る森にしずくを落とし続けるハチドリの物語りがありますね。
これを聞いた時に「良い話だなぁ」と仲間と共感していたのですが、
そこで終わっていたらこれだけ世の中には拡がらなかったと思います。
「この良い話を世の中に広めたいね。じゃあ冊子を作ろうか?」ということになり、
冊子を出しました。

すると、思った以上に反響がありました。
また、大手出版社も書籍の形で物語を世に送り出してくれました。
去年はNHKのニュースでも取り上げられ、大きな反響がありました。

「良いなぁ」というところで止めずに、
「一歩でも半歩でも良いから行動に移してみる。とにかくやってみる」
という姿勢がとても大切だと思っています。



その一歩や半歩はビジネスを起こすこと、
起業することに限らなくても良いとも思っています。
生き方を変える、暮らしのあり方を変える、習慣を変える、働き方を変える。
とにかく、粘り強く地道に継続していくことが大切だと思っています。
そのプロセスからスロービジネス的な世界が徐々に拡がっていくことでしょう。

一緒にたのしくスロービジネスを広げていきましょう!
表示形式
コメント投稿

コメントは投稿者の責任においてなされるものであり,サイト管理者は責任を負いません。