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<title>スロービジネススクール</title>
<link>http://www.slowbusiness.org</link>
<description>いのちを大切にする仕事づくりを目指すスロービジネススクールの公式サイトです。</description>
<managingEditor>sbc@slowbusiness.org</managingEditor>
<webMaster>sbc@slowbusiness.org</webMaster>
<copyright>Copyright 2008 スロービジネスクール公式サイト</copyright>
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<pubDate>Thu, 24 Jul 2008 14:34:56 +0900</pubDate>
<language>ja</language>
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<title>スロービジネススクール</title>
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<title>＜8/4-6大分＞「宇目・子供に還る、夏休み」ツアー</title>
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<pubDate>Thu, 24 Jul 2008 14:33:16 +0900</pubDate>
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<category>イベント情報</category>
<description>スロービジネススクールの学生が関わっているイベントのご案内です。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;pre wrap=&quot;&quot;&gt;第2回 てんつくマンと一緒に、こどもになって遊ぼう！&lt;br /&gt;「宇目・子供に還る、夏休み」ツアー！&lt;/pre&gt;
&lt;pre wrap=&quot;&quot;&gt;昨年に引き続き、&lt;br /&gt;第2回 てんつくマンと一緒に、こどもになって遊ぼう！&lt;br /&gt;「宇目・子供に還る、夏休み」ツアーを開催しますので、&lt;br /&gt;ご案内させていただきます！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;限定10名の小さくて奥深いツアーです ^_^&lt;br /&gt;自然の中で、自分の中心に還って、&lt;br /&gt;てんつくマンと様々な体験をしてみませんか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ぜひ参加ご検討ください。&lt;br /&gt;また興味のありそうな方への転送、ご案内、&lt;br /&gt;よろしくお願いいたします。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊日にち：2008年8月4日（月）?6日（水）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊場所：大分県佐伯市宇目小野市＊藤河内渓谷ほか&lt;br /&gt;　夏木小屋までのマップはこちら&lt;br /&gt;　&lt;a href=&quot;http://www.natsukigoya.com/taiken_map.html&quot; class=&quot;moz-txt-link-freetext&quot;&gt;http://www.natsukigoya.com/taiken_map.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊参加代金　35,000円（10名限定）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;※ツアー代金に含まれるもの&lt;br /&gt;・宿泊費・6回分食費・ミニトークライブ・書き下ろし・渓谷ナ &lt;br /&gt;ビゲート・旅行保険料 他&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;※雨天決行ですが、台風などの天災時には中止する場合もあります。&lt;br /&gt;（中止の場合は、天候を見ながら開催日の前日までにご連絡させていた &lt;br /&gt;だきます）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;※スケジュールはあくまで予定ですので、変更することをご了承くださ &lt;br /&gt;い。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊用意していただくもの&lt;br /&gt;・必須装備：着替え、雨具、タオル、防寒着（1枚）、運動靴 &lt;br /&gt;（水に濡れることがあります）&lt;br /&gt;　ティッシュ、水着&lt;br /&gt;・個人装備：寝袋、リュック、ヘッドランプ（又は懐中電灯）、マイ食 &lt;br /&gt;器（皿・カップ・箸）&lt;br /&gt;　※個人装備の中で、用意できないものはこちらで用意します。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊スケジュール内容&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;8月4日（月）&lt;br /&gt;18時　夏木小屋集合（早めに到着の方、15時から散策・入浴など &lt;br /&gt;受入れ可能）&lt;br /&gt;19時　はじめまして夕食会?座談会（てんつくマンと語ろう?書き下ろ &lt;br /&gt;し※）&lt;br /&gt;22時30分　入浴後、各自就寝&lt;br /&gt;※てんつくマンに、自分の書いて欲しいものに書き下ろしして貰えます。&lt;br /&gt;　書いて欲しいものを持って来てね！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;8月5日（火）&lt;br /&gt;7時　起床&lt;br /&gt;7時30分　朝食&lt;br /&gt;8時　各自出発準備&lt;br /&gt;9時　野菜収穫／竹切り（二班に分かれて行います）&lt;br /&gt;11時　夏木小屋　出発&lt;br /&gt;12時　鷹鳥屋神社?昼ごはん&lt;br /&gt;神社参拝?縁結びの六方石探し?パワースポット（御神岩）標高 &lt;br /&gt;639mからの眺めを満喫&lt;br /&gt;15時頃　　藤河内渓谷到着?キャンプ準備?夕食準備&lt;br /&gt;17時頃　　夕食／キャンプファイヤー ※雨の場合はログハウス &lt;br /&gt;有り&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;※収穫班は、畑にて野菜収穫。竹切り班は、カッポ酒の筒作りとザル作 &lt;br /&gt;り。&lt;br /&gt;　その後、渓流にて食事のための火おこし、水汲み、湯沸かし、ご飯炊 &lt;br /&gt;き等&lt;br /&gt;　観音小滝での滝行に、恒例のうどん流しなど、お楽しみも満載?♪&lt;br /&gt;　夜は、渓谷でキャンプ＆ファイヤー。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;8月6日（水）&lt;br /&gt;7時30分　起床?朝食準備　&lt;br /&gt;8時30分　朝食&lt;br /&gt;10時　渓谷歩き出発?千枚平?観音小滝?二股分岐?りゅうせん平（昼 &lt;br /&gt;食）&lt;br /&gt;15時　下山&lt;br /&gt;16時　カフェいとうにて「お楽しみでした会」&lt;br /&gt;17時　解散&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;お問合せ（主催）一歩プロジェクト tel.080-3948-1753（染矢）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊一歩プロジェクト &lt;a href=&quot;http://ipposaiki.exblog.jp/&quot; class=&quot;moz-txt-link-freetext&quot;&gt;http://ipposaiki.exblog.jp/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;＊てんつくマン &lt;a href=&quot;http://tentsuku.com/&quot; class=&quot;moz-txt-link-freetext&quot;&gt;http://tentsuku.com/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;＊夏木小屋 &lt;a href=&quot;http://www.natsukigoya.com/&quot; class=&quot;moz-txt-link-freetext&quot;&gt;http://www.natsukigoya.com/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊＊＊&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一歩プロジェクトのブログに、去年のツアーの感想をアップしてます♪&lt;br /&gt;参加していただいた全員が大満足の、&lt;br /&gt;とても楽しい夏の思い出となりました?☆&lt;br /&gt;ぜひ、のぞいてみてください！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ご参加、お待ちしてます！！&lt;/pre&gt;</description>
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<title>ひとりプロジェクトからSBSのつながりへ</title>
<link>http://www.slowbusiness.org/article.php/200807_ota_maya1</link>
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<pubDate>Thu, 24 Jul 2008 08:27:23 +0900</pubDate>
<comments>http://www.slowbusiness.org/article.php/200807_ota_maya1#comments</comments>
<category>注目のスロービジネス</category>
<description>&lt;br /&gt;スロービジネススクール（SBS）内で今とても活発に動いている&lt;br /&gt;プロジェクトに「&lt;a href=&quot;http://www.mayanuts.jp/index.html&quot;&gt;マヤナッツ・プロジェクト&lt;/a&gt;」があります。&lt;br /&gt;このスロービジネススクール（SBS）HPでも、&lt;br /&gt;2回取り上げたグアテマラの森を守るマヤナッツに関するプロジェクト。&lt;br /&gt;（過去の記事は&lt;a href=&quot;http://www.slowbusiness.org/article.php/200801_ota_maya1&quot;&gt;コチラ&lt;/a&gt;から）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今回は、大きく展開し始めたマヤナッツ・プロジェクトの動きと共に、&lt;br /&gt;大田美保さんにとっての「スロービジネス」という切り口で&lt;br /&gt;インタビューをしてみました。&lt;br /&gt;（インタビュー・編集：akila gotoh　SBS1期生）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;インタビュー：08年7月1日（Skype）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「ひとりプロジェクトからSBSのつながりへ」&lt;br /&gt;大田美保（SBS5期生冒険コース）&lt;br /&gt;聞き手：後藤　彰（SBS1期生冒険コース）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＜マヤナッツ・プロジェクト立ち上げまで＞&lt;br /&gt;―― SBSの中でマヤナッツ・プロジェクトが元気に活動していますが、&lt;br /&gt;SBSに入るまでの流れを紹介してくれますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;275&quot; height=&quot;366&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_ota_demo1(2).jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：大田：1７年前に旅行でグアテマラに出会い、&lt;br /&gt;それからずっとグアテマラに魅せられています。&lt;br /&gt;９年前に森と湖のあるすばらしい場所に出会ってこのすばらしい場所を失いたくない、&lt;br /&gt;このままここに住んでこの森を守って行こうと思いました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;403&quot; height=&quot;537&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_ota_tree.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;事情があって住むことにならなかったのですが、日本に帰ってから、&lt;br /&gt;ひとりＮＧＯを立ち上げ、講演会やトークの機会をつくってスライドを交えて&lt;br /&gt;森やそこに住む人の暮らしを話していました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その後また現地を訪ねたときに、いたるところで燃えている森に出会い、&lt;br /&gt;危機感を感じたんです。この辺から真剣にこのままでは大変なことになるという&lt;br /&gt;思いにかられ、「No More Hamburger」というメッセージTシャツを作って販売しました。&lt;br /&gt;現地では森を燃やして多くが牧場になっていたからです。&lt;br /&gt;美しい森が焼かれて、牧場になり、安い肉牛になっているということを&lt;br /&gt;わかりやすくイメージで伝えようと思ったのです。&lt;br /&gt;その頃は講演会やワークショップ、地元の高校や保育園などでも話しをしました。&lt;br /&gt;地球の裏側の森の消滅と私達の豊かな生活がつながってるんだということ、&lt;br /&gt;私達にできることは、知ったことを伝えること、&lt;br /&gt;そして、自分の暮らしを見直していくこと、という提案をしていました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;266&quot; height=&quot;200&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_fire.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;基本的にひとりでやっていました。もちろん手伝ってくれる人もいましたが、&lt;br /&gt;何と言うか、孤独感がありましたね。&lt;br /&gt;なかなか広がっていかない。&lt;br /&gt;「もっと、たくさんの人に知ってほしいな」&lt;br /&gt;｢仲間がいたらな?｣ってしょっちゅう思ってましたよ。&lt;br /&gt;でも、あの燃えている森を見てから&lt;br /&gt;「このままではグアテマラにある多くの森が消えてしまうのは時間の問題だ」&lt;br /&gt;という危機感はどんどん募っていったんです。&lt;br /&gt;「素晴らしい森を残したい」という気持ちもね。&lt;br /&gt;単に「森を切らないで」というのではなくて、現地の人に森を切らずに&lt;br /&gt;生活を成り立たせていく代替案を提示できないかなぁ、と考えていました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな時に、マヤナッツという素材に出会ったんです。&lt;br /&gt;「持続可能な形で手に入る食料」&lt;br /&gt;｢現地の人の食料自給と栄養を得る｣&lt;br /&gt;「現地の人の仕事にも発展する」&lt;br /&gt;「マヤナッツを通して森を守れる」&lt;br /&gt;「これはすごい！！」&lt;br /&gt;と思ったんですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;381&quot; height=&quot;286&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_nuts.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;存在自体は、前々から知ってはいたのですが、&lt;br /&gt;いろいろなことがつながったという感じでした。&lt;br /&gt;現地の生産者グループ、それを支援している北米のＮＧＯの人と話をして&lt;br /&gt;すぐにこれを一緒にやっていきたいと話したんです。&lt;br /&gt;このことをやっていくのに今は市場がない、それを広げることが必要だと言われ、&lt;br /&gt;すぐに、「じゃ私が日本で市場を開拓しよう」と言いました。&lt;br /&gt;日本で全く知られていないマヤナッツが売れるかどうか、全く未知のものだったけど&lt;br /&gt;これだ！これなら森も人も守っていける。&lt;br /&gt;探し求めていたものに出会えたことの方が嬉しくて、&lt;br /&gt;とにかくやってみようと思ったんですね。&lt;br /&gt;それですぐにマヤナッツを輸入したんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それから、レストランやカフェ、パン屋さんなんかを&lt;br /&gt;「こういうものがあるんですけど、使ってみてください」って頼んで回りました。&lt;br /&gt;その時は、400gの大きいパッケージで、ラベルは現地のもの。&lt;br /&gt;あまりパッとしない状態だったんですね。&lt;br /&gt;「400gももらってもどうしましょ」って受け取る側も思ったかもしれませんね。&lt;br /&gt;反応もあまり良くなかったなぁ。&lt;br /&gt;リピートして買ってくれる人もほとんどいなかったですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;300&quot; height=&quot;251&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymayamafin.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな時に、すでにＳＢＳに入っている友人から&lt;br /&gt;東京の町田にある「&lt;a href=&quot;http://littletree.littlestar.jp/&quot;&gt;リトルトリー&lt;/a&gt;」さん&lt;br /&gt;という国産小麦・天然酵母のパン屋さんに行ってみたらと紹介されたんです。&lt;br /&gt;そしたら&lt;br /&gt;「大田さんね。こういうことをひとりで地道にやっていてもなかなか広がらないよ。&lt;br /&gt;スロービジネススクール（SBS）というのがあるから、入ったら良いよ。&lt;br /&gt;そこのつながりの中でやっていったらきっと良い方向に行くと思うから！」と&lt;br /&gt;SBSを勧められたんです。&lt;br /&gt;前からすでにＳＢＳに入っている友人からは薦められていたのに、&lt;br /&gt;このパンやさんのひとことが決めてになってました。&lt;br /&gt;どうしていいかわからなくなっていたので、&lt;br /&gt;こうしたらといわれることは何でもやってみようと思って&lt;br /&gt;締め切り間際にバタバタ応募して何とか入学しました。&lt;br /&gt;必死でしたね！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;―― SBSに入ってから、どんな動きがありましたか？&lt;br /&gt;合宿で発表をしたんでしたよね？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：07年4月に入学して、5月に山梨県清里で行われた合宿に参加しました。&lt;br /&gt;SBS学生にグアテマラのことマヤナッツのことを知って欲しい、&lt;br /&gt;伝えたいと思って入って合宿にも申し込んだのに、&lt;br /&gt;なんと手違いでプレゼンテーションをすることが出来なかったんです。&lt;br /&gt;悔しかったですねぇ。「え?、皆に話を聞いてもらいたくてSBSに入ったのになぁ」ってね、&lt;br /&gt;でも、同時に「次は絶対にプレゼンしよう！！」という気持ちも強くなりました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その後、普段のメーリングリストで情報を発信しても、あまり反応が無かったですね。&lt;br /&gt;みんな読んでくれてはいるのでしょうが、&lt;br /&gt;特に「良いね」だとか「面白いね」だとか特にそういった反応もなく、&lt;br /&gt;ちょっと寂しい思いをしていました。「引かれているのかなぁ」なんて思ったり。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――　それで12月の京都・綾部合宿でプレゼンをすることになったんですよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：そうです。&lt;br /&gt;その合宿は「プレゼンの時間枠をあげますから、何をしても良いですよ。&lt;br /&gt;時間枠を分譲します」というものだったんです。&lt;br /&gt;「何をしても良い」と言われてもちょっと困ったのですが、&lt;br /&gt;事務局の方とも相談して、「実際にマヤナッツで料理をして味わってもらおう」という&lt;br /&gt;方向になりました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実際には設備や時間の問題で料理はできませんでした。&lt;br /&gt;でも、「マヤナッツ味噌ペースト」というもので野菜のディップを&lt;br /&gt;食べてもらうことにしました。&lt;br /&gt;やり取りの中で、会場で石窯パンを焼くという話を聞いたので、&lt;br /&gt;「マヤナッツ・パウダーをパンやピザに使ってもらえませんか？」と&lt;br /&gt;ダメもとで頼んだらOKになったんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;254&quot; height=&quot;338&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_bread.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;マヤナッツパウダー入りの石窯焼きパン。&lt;br /&gt;パンを持っているのはSBC理事のNさん。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;―― 大田さんのこういった際の瞬発力というか食い付き力ってすごいですよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：必死なんです！！&lt;br /&gt;今まで長い間に相当ダメ出しをもらったり、反応がなかったり、&lt;br /&gt;「難しいんじゃないの」といわれたりしてきた経験がありますからね。&lt;br /&gt;「チャンス！」と思ったらとにかくアタックですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;―― マヤナッツパウダー入りのパンとピザは、とても香ばしい感じで美味しかったですね。&lt;br /&gt;「ああ、大田さんが言っていたのは、この素材なのね」と色々な人が興味を示しましたね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：そうですね。小グループに分かれてのプレゼンも7名の人が参加してくれて、&lt;br /&gt;「感動した！何か手伝いたい」と言ってくれて。&lt;br /&gt;別グループでプレゼンは直接聞いていない人も&lt;br /&gt;「面白そう。一緒に何かをしたい」と何人もが言ってくれました。&lt;br /&gt;「良かった、伝わったんだ」という気持ちで、こっちも感動しました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;300&quot; height=&quot;225&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_presenayabe.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;―― 今まで、あまり反応が無かった状態もあったようですが、&lt;br /&gt;この時は何が違ったのでしょうね？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：それまでマヤナッツの紹介営業をする際には森のことを話すよりも、&lt;br /&gt;栄養価、特徴、味などを説明して、価格の話をして、&lt;br /&gt;ついでに付け足し程度に森を守れること、フェアトレードのことなんかを話していました。&lt;br /&gt;でも、それだと反応が鈍い、インパクトがない、という状態だったんですね。&lt;br /&gt;それもそうですよね。営業の方はそのお店にはたくさん来ているでしょうから、&lt;br /&gt;取り合ってもらえなくても当たり前というか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そういった経験を活かして「今回は最初から森の話をしよう」という形で&lt;br /&gt;話をしたことがあったんです。最後に、付け足しで栄養のことや特徴を話したんですね。&lt;br /&gt;そしたら、わりと感動してくれました。&lt;br /&gt;「グアテマラを知らなかったけれども、そういう背景があるんですね」と。&lt;br /&gt;実感として、こういうやり方の方が良いかもしれないと思うようになりました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――綾部の合宿でも確かに、森のことを真剣にお話していましたよね。&lt;br /&gt;大田さんは普段は人見知りをしているようなところもあると感じていたのですが、&lt;br /&gt;グアテマラの森のこと、マヤナッツのこととなると雰囲気が全然違うというか。&lt;br /&gt;すごい想いだなぁ、と僕なんかは感じていました。&lt;br /&gt;その想いだとか物語を届けていくというのが大切なんでしょうね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：今、はっきりと言えるようになってきたことは、&lt;br /&gt;ちょっと変かもしれないのですが&lt;br /&gt;「私が売りたいのはマヤナッツではない！」ということなんです。&lt;br /&gt;もちろん、マヤナッツは売っていくのですが、&lt;br /&gt;ただ単に輸入してモノとして流通させて利益をあげるというのとは違うんです。&lt;br /&gt;マヤナッツというツールを使って、グアテマラの素晴らしさ、&lt;br /&gt;人々の穏やかな生活、素敵な森のこと。&lt;br /&gt;そして、それらが危機に瀕していること。&lt;br /&gt;そういったことを伝えたくってマヤナッツを売るんですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.slowbusiness.org/article.php/200807_ota_maya2&quot;&gt;＞＞その2に続く&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/a&gt;</description>
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<title>信頼できる仲間が集った！マヤナッツプロジェクト立ち上げ</title>
<link>http://www.slowbusiness.org/article.php/200807_ota_maya2</link>
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<pubDate>Thu, 24 Jul 2008 08:16:08 +0900</pubDate>
<comments>http://www.slowbusiness.org/article.php/200807_ota_maya2#comments</comments>
<category>注目のスロービジネス</category>
<description>&lt;br /&gt;SBS内でのマヤナッツチームの動き。&lt;br /&gt;とにかく色々なことが良いペースで着実に進んでいます。&lt;br /&gt;仲間がいるからこそできること。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「信頼できる仲間が集った！マヤナッツプロジェクト立ち上げ」&lt;br /&gt;大田美保（SBS5期生冒険コース）&lt;br /&gt;聞き手：後藤　彰（SBS1期生冒険コース）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;―― 綾部合宿でプレゼンをして、&lt;br /&gt;その後からマヤナッツ・プロジェクトが立ち上がるわけですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：08年1月にグアテマラに行ってきました。&lt;br /&gt;その報告会もスカイプを通してやったりしたのですが、&lt;br /&gt;色々な人が背景を興味深く聞いてくれました。&lt;br /&gt;話を聞いてくれた上で「何かできることはないか？」という気持ちで&lt;br /&gt;いろいろなことを手伝ってくれるようになっています。&lt;br /&gt;チームのみんなの良いエネルギーが集まっています。&lt;br /&gt;「ただモノを売りたいというだけでは、ここまで一所懸命にならないよなぁ」と&lt;br /&gt;思ったりします。グアテマラのこと、そこで起きていることを伝えたい。&lt;br /&gt;そのためにマヤナッツがあるという流れになっています。&lt;br /&gt;チームで、何とかマヤナッツを広めようという雰囲気がありますね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;メーリングリストには20名ぐらい登録してくれています。&lt;br /&gt;それぞれできる範囲で関わってくれています。&lt;br /&gt;スカイプを使った会議も月に2?3回だったのが、最近は必要にせまれて毎週１，２回&lt;br /&gt;早朝やって、夜もの時もあります。&lt;br /&gt;2?3人の時もあれば、6?7人の時もあります。&lt;br /&gt;定期的にやっているというよりかは、決める必要があることなどがあって、&lt;br /&gt;会議をする感じですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;―― かなり活発に動いているようですが、&lt;br /&gt;具体的にどんなことをチームのメンバーでやってきたのか教えてくれますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：マヤナッツ商品化に至る全てのことを皆でやってきました。&lt;br /&gt;実は、1月にグアテマラに行った時に、マヤナッツをたくさん買い付けて来たんです。&lt;br /&gt;それで、「さ?て、やるしかないね」という状況になりました。&lt;br /&gt;「まずは、パッケージをどうにかしなきゃね」ということになりました。&lt;br /&gt;というのも、現状は現地のパッケージで400gも入っているし、&lt;br /&gt;パッと見て「買おう」という気はなかなか起こらないようなものだったんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;316&quot; height=&quot;237&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymayanuts_500.JPG&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで、日本で販売する用に100gのパッケージを作ることになりました。&lt;br /&gt;グラム数の検討から、値段設定、「ロゴ＆マークが必要だね」という声、&lt;br /&gt;「裏面のラベルも必要だね」と芋づる式にやる必要があることが出てきました。&lt;br /&gt;SBSは人材が豊富で、素敵な人がマヤナッツ・プロジェクトに参加してくれています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;344&quot; height=&quot;317&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymayanuts_pack.JPG&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大手広告会社で働いている人、デザイナー、営業経験のある人、&lt;br /&gt;お菓子作りが好きな人、自然食品店を経営している人などなど。&lt;br /&gt;それぞれの人が得意なことを活かしてくれて、&lt;br /&gt;ラベル、ロゴ、マーク、レシピ集、商品紹介リーフレットなどなど。&lt;br /&gt;そうそう、キャッチコピーは&lt;br /&gt;「グアテマラの森とひとといのちを育むマヤナッツ」というものになりました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.slowbusiness.org/filemgmt/visit.php?lid=229&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img width=&quot;247&quot; height=&quot;350&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_leafv2_2_for-MarSus_1.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;em&gt;マヤナッツチームで作ったリーフレット&lt;br /&gt;クリックするとPDFファイルが開けます。&lt;/em&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私一人では到底できっこないことをチームみんなの力添えで進めることが出来たんです。&lt;br /&gt;商品ラベルに盛り込む説明文も限られた紙面に何をどう表現したら良いか、&lt;br /&gt;と何度もスカイプ会議をしました。&lt;br /&gt;一気に進み始めているという感じです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;―― なるほど。実際に販売するための商品ができあがったのですね。&lt;br /&gt;販売の方はどんな感じで進めているのですか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：6月には神奈川県の逗子市のお祭にマヤナッツカフェを出店することが出来ました。&lt;br /&gt;たくさんマヤナッツを使ったお菓子を仕込んでいきました。&lt;br /&gt;SBS学生からはラベルを作ってもらったり、&lt;br /&gt;それに合わせてマークを完成させてくれたり。&lt;br /&gt;マヤナッツカフェもたくさんの方に飲んでいただき、お陰さまでお菓子もパウダーも完売することが出来ました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;6月の最終週には横浜にある&lt;a href=&quot;http://www.nh-plants.com/index.php&quot;&gt;プランツ&lt;/a&gt;というお店で&lt;br /&gt;デモンストレーション販売（デモ販）をすることが出来ました。&lt;br /&gt;これは、SBS学生のIさんの友人が働いているお店で、&lt;br /&gt;Iさんが相談してみたら&lt;br /&gt;「マヤナッツは種だから、今度やるシードフェスティバルにちょうど良い」&lt;br /&gt;という話になり、販売ブースを出させてもらうことになったんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;464&quot; height=&quot;348&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_ota_table.JPG&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;デモ販なんてやったことないので、不安だったのですが、&lt;br /&gt;ここでもチームの皆に助けてもらいました。&lt;br /&gt;「デモ販に向けて必要なものはなんだろう？」って皆が一緒に考えてくれたんです。&lt;br /&gt;ポップや栄養グラフ、BGMとしてラテン系の音楽を集めたCD、FAX注文用紙などなど。&lt;br /&gt;「一致団結。皆でデモ販♪」というノリでしたね。&lt;br /&gt;とっても愉しいんですよ。ものすごいエネルギーなんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;269&quot; height=&quot;359&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymayaota_demo_friends.JPG&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;デモ販を手伝ってくれたSBSのIさん。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;当日もお手伝いしてくれる人が常時4名いて、&lt;br /&gt;SBS学生も応援に駆けつけてくれて。用意したマヤナッツは全て売れました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――すごいですね。順風満帆という雰囲気ですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：はい。でも、立ち上げ当初は、みんなのやる気とエネルギーが強すぎて&lt;br /&gt;「ちょっとついていけない」という感じも実はありました。&lt;br /&gt;「こうしたらどうか？」「これも必要なんじゃないか？」ってドンドン&lt;br /&gt;アイディアが出てくるんですね。&lt;br /&gt;それに、丁寧に対応しようと思ったらプレッシャーもあって大変になってしまったんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、そのことを正直にメーリングリスト（ML）で共有したんです。&lt;br /&gt;そしたら、「大田さんのペースでじっくりやれば良いよ」って言ってもらって。&lt;br /&gt;マヤナッツプロジェクトはもちろん私が押さえるところは押さえる必要があるんですが、&lt;br /&gt;メンバーが自発的に考えて動いて決めていく動きが出てきました。&lt;br /&gt;「全て私が責任持ってやらないと」と思っていたのですが、そうでもなかったんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今嬉しいのは、チームのメンバーが日常生活の中で&lt;br /&gt;お菓子作りや料理にマヤナッツを使ってくれたり、&lt;br /&gt;マヤナッツコーヒーを飲んでくれたりしていることです。&lt;br /&gt;暮らしの中で使ってくれているんですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;508&quot; height=&quot;381&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_ota_demo_sweets.JPG&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらには、離れた場所で営業活動をしてくれる人がいたり&lt;br /&gt;「パティシエ（お菓子職人）を紹介するよ」と言ってくれる人がいたり&lt;br /&gt;出張カフェのメニューに使ってくれる人がいたりします。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こんな仲間に出会えて私はとっても幸せです。ＳＢＳに入ってよかった！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.slowbusiness.org/article.php/200807_ota_maya3&quot;&gt;&lt;strong&gt;＞＞その３に続く&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;</description>
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<title>マヤナッツプロジェクトとスロービジネス</title>
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<pubDate>Thu, 24 Jul 2008 07:57:41 +0900</pubDate>
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<category>注目のスロービジネス</category>
<description>&lt;br /&gt;マヤナッツプロジェクト「その３」です。&lt;br /&gt;ビジネス展開に関するお話、&lt;br /&gt;大田さんが感じるスロービジネス＆フェアトレードのエッセンス、&lt;br /&gt;今後の構想など。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;176&quot; height=&quot;235&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/libraryota_mayaself(1).jpg&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「マヤナッツプロジェクトとスロービジネス」&lt;br /&gt;大田美保（SBS5期生冒険コース）&lt;br /&gt;聞き手：後藤　彰（SBS1期生冒険コース）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――SBSならではのチームワークでマヤナッツプロジェクトは進んでいるようですね。&lt;br /&gt;今後の販売路線や販売方法はどのように考えていますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：継続的にデモ販をしていきたいと思っています。&lt;br /&gt;横浜のプランツでデモ販をさせてもらったら、&lt;br /&gt;銀座にもプランツのお店があると分かりました。&lt;br /&gt;8月にまた横浜プランツでやらせてもらいます。&lt;br /&gt;銀座でもデモ販をやりたいですね。&lt;br /&gt;こういったつながりを大切にしながら、&lt;br /&gt;マヤナッツを通してグアテマラのことを伝えていきたいと思っています。&lt;br /&gt;今までは、アポ取りをしたり、飛び込みで営業していましたが、そうではない路線ですね。&lt;br /&gt;つながりを辿っていくと、時間はかかるのですがその方が確実なんですよね。&lt;br /&gt;今は「急がなくて良いな」という実感があります。&lt;br /&gt;正に、スロービジネス的ですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――スロービジネスということを大田さんなりに考えるとどういった特徴がありますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：このインタビュー依頼を受けた時に、&lt;br /&gt;「私のやっていることってスロービジネスなのかな？」&lt;br /&gt;「そもそもスロービジネスってなんだろう？」って振り返ってみたんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以前、神奈川県で営業活動をした時に、&lt;br /&gt;とあるお洒落で人気のあるお店で言われたことがあるんです。&lt;br /&gt;「そんな風にやっていっても、時間が掛かるよ」「置いても良いけど、あまり売れないよ」&lt;br /&gt;「大きなところに、持っていって、良いものなら売れるよ。今の路線では時間が掛かるよ」&lt;br /&gt;って。そして、「大手を紹介するよ、メディアにもつながりがあるからそこにも行ってみたら？」&lt;br /&gt;とも言ってもらったんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;別の場面では「今のプロジェクトは言葉は悪いけどお遊びのレベルなんじゃないの？&lt;br /&gt;サークルレベルに見える。それでは、日の目を見ない。」って言われました。&lt;br /&gt;「起業を真剣に考えて、編集や広報のプロの手助けをもらったらもっと広がるはず」と&lt;br /&gt;打診をされました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こういった助言はとてもありがたいものです。&lt;br /&gt;私自身も「そうだよなぁ」とちょっと心動かされるような場面もあったんですね。&lt;br /&gt;けれども、なんだかその路線はスッキリしない。&lt;br /&gt;モヤモヤと気持ちが落ち着かない感じだったんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その後その意味がハッキリしてきました。&lt;br /&gt;「自分はそういった路線は求めていない」ということが分かってきたんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;例えば、大手の販売業者に持ち込んで大々的に売れたとしたら、&lt;br /&gt;大手企業がグアテマラと直接やりとりすることになると思います。&lt;br /&gt;多分、栄養素をアピールしたり、面白いネーミングを付けたり、&lt;br /&gt;広告をどんどんしたり、そういったことで売り込むでしょう。&lt;br /&gt;確実に売れてマヤナッツが広がるかもしれません。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、それはグアテマラの森やそこに暮らす人々、文化などとは関係なく&lt;br /&gt;商業ベースに乗せることでしかないと思うのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――なるほど、大切な指摘ですよね。一時的には売れるかもしれないけれども、&lt;br /&gt;下火になったらすぐに撤退するでしょうしね。&lt;br /&gt;その際には現地の人の生活や文化、製造に向けての投資などお構いなしですからね。&lt;br /&gt;「流行りは終わった」と言って撤退しますよ。&lt;br /&gt;そうではない地道なやり方がフェアトレードやスロービジネスの大切な要素なのでしょうね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：そうなのですよね。&lt;br /&gt;とにかく売れれば良いというスタンスではないのですよね。&lt;br /&gt;だから前にも言いましたが&lt;br /&gt;「私が売りたいのはマヤナッツではない」ということになるんです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、現地の向こうの人はたくさん売りたいんですよね。生活もありますし。&lt;br /&gt;「ミホの追加注文が来なければ、他に売るわよ」ってな感じで強気なんですよ。&lt;br /&gt;気をつけながらやらないといけないなぁ、と思っています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もうひとつ、スロービジネスを考える上で大切なのは&lt;br /&gt;やっぱり仲間と一緒にやれているということです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一緒にモノをつくっていけるワクワク感や一体感がとてもあるんです。&lt;br /&gt;と?ってもたのしいんですよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;モノとモノとの関わりではなく&lt;br /&gt;人と人との関わりなんですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;マヤナッツプロジェクトが人とのコミュニケーションの場であり、&lt;br /&gt;学びの場、さらにはコミュニティになっています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;マヤナッツを通して、その人のことを知っていく。&lt;br /&gt;なんだか、チームのメンバーたちがとっても愛おしくなってきています。&lt;br /&gt;このプロジェクトにはビジネス以上のものがあるんですね。&lt;br /&gt;「幸せだなぁ」としみじみ感じちゃいます。&lt;br /&gt;「これが本当にやりたかったことなんだなぁ」と思っています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――なるほど。マヤナッツを通して、本当にいろいろな&lt;br /&gt;広がりとつながりが生まれているんですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：そうなんですよ。マヤナッツを中心にして、現地の人、お客さん、&lt;br /&gt;チームの仲間、そういった人と人との豊かなつながりが生まれています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;358&quot; height=&quot;279&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_work.jpg&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先日、現地への電話をしていて、日本ではこんな動きになっているんだよ、&lt;br /&gt;という話をしたんです。そしたら、現地の人も喜んでくれるんですね。&lt;br /&gt;ちょうど、その日がたまたまリーダーの誕生日だったらしくて&lt;br /&gt;「こっちでは今、みんなで誕生日料理を作ってるのよ。」&lt;br /&gt;「誕生日おめでとう」とお祝いを言ったり、向こうの愉しそうな声が聞こえてきて、&lt;br /&gt;「私もその場所にいて祝えてるような気分だよ。」と話しました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼女達はマヤナッツに出会うまでは、病気がちだったり、&lt;br /&gt;家事だけで家からでることもなかったり、&lt;br /&gt;毎日家族の世話だけ、貧しくて働きたくても場所がない、&lt;br /&gt;子供に必要なものを買ってやれない、食べさせてやれない、社会との接点がない、&lt;br /&gt;夫がよくなくても我慢するしかないというような状態でした。&lt;br /&gt;でも、今や生き生きと輝いているのを見たり、聞いたりすると&lt;br /&gt;なんだかそれだけで嬉しくって。「幸せがつながっていく。連鎖していく」という&lt;br /&gt;感覚がありますね。&lt;br /&gt;そんな幸せの連鎖が、日々の暮らしの中でマヤナッツを使う時に、&lt;br /&gt;グアテマラのことを想像したりするなかで生まれると素敵だなぁ、と思っています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;358&quot; height=&quot;268&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/libraryota_mayawomen(1).jpg&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――長時間インタビューにお付き合いくださりありがとうございます。&lt;br /&gt;最後に、今後の展望を簡単に聞かせて下さい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：こっそりと温めている計画があるんです。&lt;br /&gt;08年12月に私はグアテマラに行くのですが、&lt;br /&gt;それに合わせてグアテマラツアーをやれたらいいなぁ、ひそかに思っています。&lt;br /&gt;チームのメンバーもとてもグアテマラに興味を持ってくれています。&lt;br /&gt;ツアーを出すということは、森を守る活動を始めた時からの夢なんですよ。&lt;br /&gt;まだどうなるか分からないのですが、実現できたら良いな、と思っています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;434&quot; height=&quot;411&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarymaya_ota_savej.jpg&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それと、徐々に注文が増えてきて袋詰めや&lt;br /&gt;ラベル貼りなどの作業量が増えてきているんですね。&lt;br /&gt;スロービジネスなんだけど、けっこう忙しい状態になっています。&lt;br /&gt;随時お手伝いの人を募集しています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私は山梨に住んでいるのですが、&lt;br /&gt;東京の新宿から高速バスで1時間ちょっとで来れるんですね。&lt;br /&gt;少人数でマヤナッツ合宿なんてものも出来たら面白いなぁ、と思っています。&lt;br /&gt;畑もあるので、農作業とマヤナッツ作業と話し合いや交流と。&lt;br /&gt;小さい規模でやってみたいなぁ、と思っています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;――仲間がいればそういったことも実現していきそうですよね。&lt;br /&gt;スロービジネスの大切な要素のひとつに「苦楽を分かち合える仲間が居ること」&lt;br /&gt;があるなぁ、とお話を聞いていて思いました。&lt;br /&gt;長時間ありがとうございました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大田：こちらこそありがとうございました。&lt;br /&gt;「グアテマラの森とひとといのちを育むマヤナッツ」ぜひいちどご賞味ください♪&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.mayanuts.jp/index.html&quot;&gt;マヤナッツプロジェクトHP&lt;/a&gt;</description>
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<title>自然から学ぶスロービジネス</title>
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<pubDate>Sat, 19 Jul 2008 22:26:31 +0900</pubDate>
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<category>注目のスロービジネス</category>
<description>&lt;br /&gt;長野県伊那にてパートナーと共に&lt;a href=&quot;http://www1.inacatv.ne.jp/~nanakusa-farm/&quot;&gt;七草農場&lt;/a&gt;という屋号で有機農業に取り組む小森さん。&lt;br /&gt;日々いのちを育む土に近い暮らしと仕事からみえてくるスロービジネスとは？&lt;br /&gt;そんな投げかけに応えてくださいました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;&lt;font size=&quot;4&quot;&gt;「自然から学ぶスロービジネス」&lt;/font&gt;&lt;/strong&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;小森夏花（SBS1期生＠七草農場）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私が長野で夫と有機農業を始めて今年で4年目になる。&lt;br /&gt;その前は京都で植木屋をしていたので、今も時々植木屋の仕事もする。&lt;br /&gt;いつもは農家、時々植木屋で、毎日母親、これが私の今の仕事だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;318&quot; height=&quot;238&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarykomori_kt.JPG&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;スローというのを「ゆっくり、のんびり」ととらえるならば、&lt;br /&gt;私の毎日は全くスローではない。&lt;br /&gt;早朝から収穫や作業、子育てをしながら日が暮れるまで作業、作業・・・。&lt;br /&gt;夕飯を作って食べるともう9時近く。&lt;br /&gt;それから事務作業や作業日誌をつけて、子供を寝かせて、&lt;br /&gt;自分が寝るのはだいたい12時過ぎ。&lt;br /&gt;はっきり言って、農繁期の夏はいつでも疲れ気味だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それでもやっぱり百姓は面白い、と思う。&lt;br /&gt;自分の毎日を自分で創造していくこと、それが今の暮らし醍醐味だ。&lt;br /&gt;大変だけれど、自分次第で良くも悪くも、大きくも小さくもなる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;368&quot; height=&quot;276&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarykomori_tu(1).jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最近、田んぼの生き物に目を凝らすことにはまっている。&lt;br /&gt;ちょっと分かってくるだけでも、&lt;br /&gt;自分の目の前に広がる世界がぐぐん、と広がる。&lt;br /&gt;意識しなかった時は目にも止まらなかった様々な生き物が、&lt;br /&gt;田んぼの水の中を悠々と泳ぎ回り、ここにもまた一つの世界があることを知る。&lt;br /&gt;大変だ、という思いが強かった草取りの作業が、&lt;br /&gt;楽しくてわくわくする仕事に変わった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先日、京都で植木屋をしていたお客さんと久しぶりに電話で話した。&lt;br /&gt;「あなたの植えてくれたブナの苗木も随分大きくなって、&lt;br /&gt;ロウバイの花も満開だったわよ」と言われた。&lt;br /&gt;フリーの植木屋になって、初めてお客さんになってくれた人だった。&lt;br /&gt;結婚して、長野に根を下ろした今、&lt;br /&gt;もう京都で植木仕事をすることはほとんどないだろうけれど、&lt;br /&gt;私の植えた木が、今もしっかり元気に育っている、&lt;br /&gt;そのことがものすごく嬉しかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;自分の中で納得し、楽しく出来る仕事。&lt;br /&gt;（もちろん楽しい、の中には時に困難、も含まれるけれど）&lt;br /&gt;その喜びを自分の周りにも伝えられる仕事。&lt;br /&gt;こんな気持ちが私にとってのスロービジネスなんだと思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;321&quot; height=&quot;241&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarykomori_view(1).jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして農業を始めて気づいた、多様性の豊かさ。&lt;br /&gt;田んぼの中で泳ぐたくさんの生き物たちも、畑に生きる、色んな虫たちも、&lt;br /&gt;もちろん私たちも、みんな意味があるんだ、っていうことに、&lt;br /&gt;心の奥深くから思えるようになった気がする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;370&quot; height=&quot;278&quot; src=&quot;http://www.slowbusiness.org/images/librarykomori_flog.jpg&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;初めて習った植木屋の親方が&lt;br /&gt;「お客さんに、背中で伝えられる職人になれ」と教えてくれた。&lt;br /&gt;私も、自然を通して学んできたこの深く豊かで多様な喜びを、&lt;br /&gt;背中で、野菜で、これからも伝えていきたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＊小森さんが「子育ち」について書いたエッセイはこちらからお読みください♪&lt;br /&gt;「&lt;a href=&quot;http://www.slowbusiness.org/article.php/20080530120453282&quot;&gt;大地に根ざした営みと子育ち&lt;/a&gt;」</description>
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<title>U.Tさん「実家の両親へインタビュー」</title>
<link>http://www.slowbusiness.org/article.php/20080713224344789</link>
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<pubDate>Sun, 13 Jul 2008 22:43:44 +0900</pubDate>
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<category>E組　6月課題発表</category>
<description>&lt;br /&gt;■　父は永年、喘息を患っていた。私には幼い頃から&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「父はからだが弱い。いつ死んでもおかしくない」という心配がずっとあった。
&amp;nbsp;祖母や母から「健康なのが一番」とよく聞かされたものだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ありがたいことに父はいまだ健在だ。家はずっと商売をしている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;店が大変な時期もあったようだが、私は、実は父母が夫婦げんかをしているのを &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一度もみたことがない。ののしりあっているのも聞いたことがない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どこの家庭もがそうなのではない、と気づいたのは小学生の後半頃か？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;寝静まった頃にけんかするのかなぁと想像したりしていたことを思い出す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今回は、父の病のこと、商売のことなどをきいてみた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;□■　父母の出会い&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まず「お生まれはどこですか？」と聞いてみた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この時代、父は引越しも多く、学校も学区制になったりで、たくさんの地名、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;学校名が並ぶ。両親ともすらすらと語れるわけもなく、行きつ戻りつ、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;しまいには同級生に「学校の正式名はなんやったかねぇ？」と電話する始末。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;二人が出会う話までにかなりの時間がかかる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;父　S7.8.4　愛媛県松山市生まれ。徳島県、香川県善通寺を経て愛媛県南予に。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;4歳でぜんそく発作がおきる。東部国民学校、尽誠中、宇和島中学から&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;宇和島第一高等学校併設中学校、宇和島東高校、学区制で北宇和高校へ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;母　S8.8.31　愛媛県北宇和郡小倉生まれ。小３で父、小６で母が亡くなり後、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;姉に育てられる。宇和島高等女学校から宇和島第二高等学校併設中学校、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;宇和島南高校、学区制で北宇和高校へ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;S25.　高校2年の時、学区制で同じ高校となり父母は出会う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;近所の人から「よっちゃんとうたちゃんは相思相愛で・・・」と聞いていたが&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;直接本人たちからその頃のことを聞くのは始めてだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;母：　おとうさんに数学を教えてもらいよったんよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私：　へぇ&amp;minus;、　おとうさん、かしこかったんやね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;父：　おかあさんは卒業生総代。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;母：　おとうさんの方がずっとかしこかったけど休みがちやったけんね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;総代でもろうたすずり箱、　今、おとうさんがつかいよんさるんよ。　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;のろけにも聞こえる平和な会話。この後、話は続く、どこまでも。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;略。S30.4,3　 めでたく結婚&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;□　母、バスを止める&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;新婚旅行の帰りの夜行バスで父の発作が起きた。発作が起きると父は自分で、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;または母が皮下注射を打っていたそうなのだが、バスが揺れて打てない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで母は吐き気がすると偽ってバスを止めた。バスから降りてげぇげぇいうふりをした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;困ったことに運転手さんが心配してついてきたそうだが、その間に父は注射を打つことが出来た。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;母曰く、「そこは法華津峠で、お月さんがまんまるでなんときれいやったんよ〜」 &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;父もその時の月を覚えているらしい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（私の能天気さ、感受性は、こんな父母譲りなのかもしれない）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;結婚の報告に親戚のうちへ。ここでもまた発作が起き、ちょっと挨拶のつもりが連泊。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;発作が続く新婚生活。　私の記憶では若かった父は近所の仲間と飲みにいったり、 &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;缶ピーを吸ったり、病人なのに不良っぽかったのである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どうしてそんなことができたのか？　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;発作には波があって、どうも発作と発作の合い間に元気な時期があったらしい。 &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大丈夫な時期に　めいっぱい青春を謳歌していたのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;しかし、ひとたび発作が起きると、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「落ちていく」感覚や　時には意識を失うこともあったそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;弟がけがをして入院した時も、見舞中の父が発作。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;病院から救急車で別の病院へ。次々出てくる発作の話。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;□■こんな大変な病気をかかえて、なぜいつもふたつの仕事（店）をしようとしたのか？　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;家計はどうなっていたのか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;母：　もし父が倒れて働けなくなっても、またひとつがだめになっても、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;残るひとつで支えられるという思いがいつもあった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも本当は夫婦がいっしょに働けるのが一番いいと思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;商売の苦しい時期、父は「ぜんそくの苦しさに比べたら、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;お金の苦労はたいしたことない」と言っていたそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;若い時に自分が苦労したから、と若い人の保証人になってはまた苦労。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どうもそういうのが一回や二回ではないようで、母がなにげにいわく&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「これがなかったらもう一軒、家がたっとった」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;□　我が家の店の変遷&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;S30　真和商店（靴、履物、文具）祖母、父がはじめる。母手伝う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;祖父が肩代わりした借金を父がひきついだため、父はS氏とともに&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;プロパン屋もはじめる。その間も入退院を繰り返す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;S46〜　今まで住んでいた家から新しい家に引っ越す。再スタート。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;喫茶店、本屋などが候補にあがるがリビングうつのみや&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（サンウエーブ、靴・日用品・雑貨など）に落ち着く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;プロパン&amp;rarr;S48三和設備に独立（水道・衛生設備）　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;S55〜 ファミリーショップうつのみや（衣料品など）　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;帰るたびに変わっている店内のレイアウト、店の名前。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現在、弟が父の設備を継ぎ、兄夫婦が母とともに店を。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;衣料は、大手スーパーの進出の影響もあり、H13サラダ館ギフト商品加わる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;pre wrap=&quot;&quot;&gt;・・・・・・・・・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;インタビューをふりかえって&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私は、高校を卒業して親元を離れた。以後そう頻繁に戻るわけでもなく、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;戻っても毎回ゆっくり話ができるわけでもない。今回は「インタビューさせて」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と言ってはみたものの、何から質問していいのか、最初は父母の方も少し&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;照れくさそうだった。結果として、普段より深い話しが聞け、母は童心に戻ったようで、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私の知らない父母がいて、その夜は盛り上がり、暖かい空気が流れた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;父の多量の薬や、おばあちゃんが鼻緒をすげるスローな下駄やから、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;店がどんどん変わっていったことに、少なからず疑問をもっていた私だが、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;両親とも「命」と必死で向き合って、苦労をみせず３人の子どもを&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;育ててくれたことを知ると、　自分は何も知らず浅はかだったと恥ずかしくなる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「命の大切さ」を感じているからこそ、私にも自由な道を進ませてくれたのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私の健康なからだ、自由な発想は、父母がいるからこそなりたって&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いることをひしひしと感じ、感謝。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;聞くのに夢中になって、途中書く手が止まっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;見きわめ、流れ、淘汰、世界一大切なのは、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;など意味ありげな言葉が私のスケッチブックには&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;書きなぐられているのだが、一体どんな話しの合い間に出てきた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;言葉なのか覚えていない。　飲みながら話したからなぁ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;父74歳、母73歳。　元気なうちにまた帰省して話を聞こう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最近、弟は設備の仕事が減少してきているため、土場の半分を畑にしたようだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私は、ひそかに兄と弟が力をあわせて「真和ゆっくり生活堂」なんて&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;店を開いてくれないかと考えている。　名前はコーチョーの膳のアイデアから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その店は、店そのもののつくりもスロー。　そしてスローな日用雑貨や本、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ウインドファームの珈琲を提供したりする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;畑でとれた雑穀や野菜で美味しいごはんも出す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そしてバイオマスのトイレを設置する仕事や&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;時には護岸のコンクリートをはがしたりする仕事もあったりして、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;トータルに真の平和なゆっくり生活を応援する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この間ふとワクチンにメールしてみた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「ワクチンは何年後なら家を設計できるようになる？」&lt;br /&gt;&lt;/pre&gt;</description>
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<title>O.Mさん「スロービジネスの実践」</title>
<link>http://www.slowbusiness.org/article.php/20080713223329466</link>
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<pubDate>Sun, 13 Jul 2008 22:33:29 +0900</pubDate>
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<category>E組　6月課題発表</category>
<description>&lt;br /&gt;神奈川の郊外にあるナチュラルハーモニックプランツというお店で2日間、&lt;br /&gt;シードフェスティバルの一環で&lt;br /&gt;マヤナッツの初デモ販売をしてきました。
ＳＢＳの学生が4人（3期のMさん・Iさん、5期のKさん・Iさん）もう一人元プランツのスタッフ（5期・Iさんの友達）が&lt;br /&gt;ずっと一緒にやってくれました。4期のIさんや元学生も応援にかけつけてくれました。&lt;br /&gt;こんなに人数がいて手があまるんじゃないかという心配は&lt;br /&gt;消し飛ぶほど忙しかったです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;数人お客さんが集まると1対１対応することができました。&lt;br /&gt;カフェの前でちょうど順番待ちをするお客さんに&lt;br /&gt;マヤナッツを飲んだり、食べたりしてもらい感想を聞きながら、&lt;br /&gt;栄養のこと、食べ方のこと、これを食べることでグアテマラの森が守れること、&lt;br /&gt;栄養グラフやＰＯＰの写真やスライドショーをみてもらいながら&lt;br /&gt;お話しました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もうすっかり、マヤナッツのことがわかってるチームのスタッフは&lt;br /&gt;私より上手にマヤナッツワールドに引き込ませる話術をつかんでいました。&lt;br /&gt;おいしさで買う人、栄養で買う人、森のことに関心をもって買われる方色々でした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いろんな方に知り合えて、これからますますマヤナッツが広がっていくエネルギーを感じずにはいられなかったです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この日のために、マヤナッツプロジェクトチームで日々やってきたことが実を結んだ形となりました。&lt;br /&gt;すばらしいと思ってます。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今日東京から帰ってくる道中、忙しかった2日間には感じられなかった喜びが&lt;br /&gt;じわじわと込み上げてきました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今までの長かった道のり。。。&lt;br /&gt;ＳＢＳに入ってからマヤナッツプロジェクトを立ち上げるまでの9ヶ月、&lt;br /&gt;マヤナッツに出会ってからひとりでやってきた数年間、&lt;br /&gt;もっと前からグアテマラの森をなんとかせにゃという危機感から&lt;br /&gt;できることをひとりで細々とやり続けてきた数年間&lt;br /&gt;（グアテマラの森がこんなに大変なんです。グアテマラの森と私達の暮らしとつながってるんです。&lt;br /&gt;だから私達の生活を見直しましょう。とスライドトークショーやワークショップをやっていた）&lt;br /&gt;いつも仲間がほしい、仲間がほしいと願い続けていた年月。。。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あれほど願い続けてきた仲間を今得られてるという実感。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;願い続けてきた仲間を得、そして、グアテマラの森や人を守っていけるマヤナッツを広げたいという&lt;br /&gt;私の思いが私だけの思いではなくなってきているんだという実感。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;マヤナッツをとうしてグアテマラの森や人に思いをはせていくことの幸せを&lt;br /&gt;たくさんの 人に分かち合えるという喜びを心の深いところからひしひしと感じているのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;スロービジネスがなんなのかわからないけど、これってスロービジネスなのかなって思ったりしました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一緒にやってくれた仲間がずっと立ち仕事で疲れたけど楽しかった。&lt;br /&gt;広げたいものを広げられるって楽しいですね。&lt;br /&gt;って伝えてくれてそんなふうに思ってもらえて私も嬉しい。&lt;br /&gt;遠くて応援にいけないけど、当日の朝に応援のメイルをもらったりして&lt;br /&gt;本当に一緒にやっているんだと感じたりする。&lt;br /&gt;初めて会った人とマヤナッツをとうして心が通える。ずっと昔から知り合いだったように感じたり。&lt;br /&gt;自分の自己紹介は苦手なのに、マヤナッツのことやグアテマラのことなら我を忘れて話せる。&lt;br /&gt;出会うべくして出逢ったグアテマラ、今では我がふるさとの森や人のために&lt;br /&gt;まるでグアテマラ代表のように話せる私。。。&lt;br /&gt;そんな私が一人ではなく少しずつ遠くまだ知らぬ国の森、&lt;br /&gt;人のことを我がことのように一緒に思い続けてくれる仲間の存在にとても愛情を感じずににはいられない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;きっかけはグアテマラの森をなんとかしたい、そのために持続的なプロジェクトが必要、 &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;探し求めて出会ったマヤナッツだったけど、私はマヤナッツをとうして、フェアトレードやビジネスといった&lt;br /&gt;言葉では言い表せないものを得ているんだなと思う。&lt;br /&gt;それがスロービジネスなんだろうか？？？？？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;感謝！！！！！！！！！！！！！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;</description>
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<title>O.Mさん「封筒再生委員会のメンバーにインタビュー」</title>
<link>http://www.slowbusiness.org/article.php/20080713222902671</link>
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<pubDate>Sun, 13 Jul 2008 22:29:02 +0900</pubDate>
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<category>E組　6月課題発表</category>
<description>&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;２００７年１２月、とあるカフェに集まった３人。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;美味しいケーキをほおばりながら、おしゃべりをしている内に、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ポロリ、と生まれおちたのが、「封筒再生委員会」。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以来、月１回のペースで、ゆるりと楽しく活動している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img src=&quot;http://www.slowbusiness.org/mediagallery/mediaobjects/tn/4/4_envelope1.jpg&quot;&gt;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;封筒再生委員会　メンバー紹介インタビュー&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;------------------------------------------------&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;■Ｎさん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このひとがいなければ、この会は誕生しなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;はじまりをつくってくれたひと。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;某高校の事務局に勤めるＮ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;学生向けの大学願書やパンフレットには、返信用の封筒がついている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;期限を過ぎて大量に余ったそれらは、当然廃棄。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大学名と住所が印刷されただけで、新品同様の封筒が捨てられていくのを知り、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;違和感を覚えたＮは、ひとり、その封筒を集めはじめた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以来、学校で捨てられていくあらゆるものが、気になって仕様がない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img src=&quot;http://www.slowbusiness.org/mediagallery/mediaobjects/tn/7/7_envelope2.jpg&quot;&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;何故、封筒を捨てられなかったのか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「もともと、もったいながり屋だもので」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と、ニコニコ顔で、さらりと語るＮ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;集めた封筒を、コツコツと裏返して使っていたのだが、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;使用頻度よりも廃棄されるスピードの方が断然速く、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;気付いたらダンボール箱が積み上がり、保管が困難になってきていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「なにか使い道はないかなぁ？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と、古くからの友人・Ｏに、ことある毎に相談するようになる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現在では、毎回の集まりに、たっぷりの封筒を運び込んでくれるＮ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;封筒だけでなく、捨てられていくまだ使えそうな紙ものたち&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（厚手のバインダーの表紙だったり、コピー用紙だったり）を持ってきては、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「これ、なにかに使えないかなぁ？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本人は、意図しているのかどうかわからないけれど、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼女の「捨てられない」　が、私たちにいろんなことを気付かせてくれる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（担当：資材調達部）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img src=&quot;http://www.slowbusiness.org/mediagallery/mediaobjects/tn/1/1_envelope3.jpg&quot;&gt;&lt;br /&gt;------------------------------------------------&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;■Ｏさん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「かくかくしかじかで、封筒が・・・」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と、Ｏが私に話をしてくれたのが、２００７年１１月。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「おかやま食と農まつり」　という、地元でのイベント会場だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大量の封筒、と聞いて、同じイベントに来ていた別の知人・Ａが、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ＮＰＯの事務局をやっていて、定期的に通信物を発送していたはず、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と思い出し、相談してみることに。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;後日、Ａから快諾をもらい、封筒を引き取りにＮの職場までお邪魔して、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これにて一件落着、のはずだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;数日後、その顛末を知ったＯから、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「私も考えてみました〜」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と、メールが送られてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;添付された画像には、色とりどりの美しい封筒が！　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;メールには、「封筒再生委員会・Ｏ」 と署名があった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;封筒のみならず、お菓子などの包装紙を使って、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それはそれは美しい封筒をつくりだすＯ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;編集者という職業柄、紙を扱うのは慣れているのか・・・？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「実は、高校生の頃から、雑誌のグラビアで封筒をつくっていた」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;愛読していた雑誌が、大量にたまったのを捨てるのが　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「もったいなかったから」。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このひとが封筒をつくらなければ、この会は生まれなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;自ら手を動かし、美しい封筒に蘇らせた、最初のひとり。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（担当：製造部＆美術部）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;------------------------------------------------&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;■Ａさん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;北海道に、アイヌの森を復元させるナショナルトラスト運動を実践するＮＰＯチコロナイ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ａは、その事務局をつとめている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;３ヶ月に一度発送する会報は、約３００通。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ｎから封筒を受け取って以降、Ａは３００枚の封筒を、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ひとりでせっせと自宅で裏返しはじめた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ペーパーナイフで手際よく封筒を解体していくそのスピードは、誰もかなわない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;前述のＯから送られてきた封筒の画像を、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;感動した私が、Mixiの日記に貼り付けた。それを見たＡから、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「同じ封筒を、こんなに美しく仕上げる人がいるなんて！　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp; ぜひ会わせてほしい。私も作り方を知りたい！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と、連絡が。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ｏ、Ａ、そして私が集まったのが、冒頭のカフェである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;偶然、Ｏと私は、それぞれ別のところで、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;『おじいさんの封筒』　『ｅｆｕｔｏ』　『絵封筒をつくろう』　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;という３冊の本に出会っていて、その話とこの再生封筒をリンクできないか、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と盛り上がっていた矢先、Ａが突然、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「やってみよう！　場所は提供する」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と宣言。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こういう時、Ａに迷いはない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「やってみたいなぁ、でも・・・」　と逡巡しがちな私と違って、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ａには「でも・・・」以下は存在しない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;かくして、封筒委員会は誕生した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img src=&quot;http://www.slowbusiness.org/mediagallery/mediaobjects/tn/0/0_envelope4.jpg&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現在、封筒再生委員会は、某公共施設を使わせてもらって活動している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;建前上は、Ａが登録しているＮＰＯチコロナイの活動ってことで（ここだけの話・・・）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;メンバーはそれぞれ、自分のつくりたい封筒をつくっていく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こだわりの封筒をつくる他のメンバーを優しく見守りながら、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ａは会報発送用の封筒を、バッシバッシとつくっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「これで私たちはもう、封筒が捨てられなくなったね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;とは、第1回目の活動日に、Ａが発したひとこと。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まさにそんな「体質」に、私たちは変わりつつある。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（担当：施設管理部）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;------------------------------------------------&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;■ＹＯさん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;絵本作家・ＹＯは、第1回目の集まりに、Ａに誘われてやってきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;かつて、アメリカ先住民の子育ての歌（父親とは、高い山の上から&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;子どもに世の中を見せる存在。母親とは、子どもを抱きしめ、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;世の中はあたたかいと知らせる存在、という内容）を知り、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先住民の知恵や暮らし方に興味を持ったというＹＯ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「今、いちばん欠けているものを持っているひとたちだから」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな彼女の興味の対象は、日本の先住民であるアイヌにも向けられ、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ａと知り合ったという。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;アーティストとして、コラージュに熱中していた頃、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実験的にお菓子の包装紙を使って作品づくりをしたことがあるＹＯ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以来、新聞のカラー広告や雑誌、旅行会社のパンフレットなど、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;色がついている紙なら、ありとあらゆるものが、彼女には「素材」になる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「広告を見ると、ああ、この色で●●がつくれるなぁ、っていう目で見てしまうのよね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と笑うＹＯ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さすがプロだけあって、その色や柄の選び方は卓越している。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;普通は「ゴミ」になっていく紙たちが、彼女の目と手によって、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;美しく組み合わされ、コラージュ封筒に生まれ変わっていく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（担当：製造部＆美術部）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;------------------------------------------------&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;■ＹＡさん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ＹＡは、消しゴムハンコ作家。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;知人のＹＯから再生封筒を見せられ興味を持ち、３回目の集まりに現れた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「楽しい〜！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;を連発しながら、次々にかわいい封筒を仕上げていくＹＡ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;突然思い立っては、その場で消しゴムを彫りはじめ、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;郵便番号を書き入れる枠のハンコや、切手を貼る場所のハンコを、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;魔法のようにつくってくれる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;アイデア次第でなんでも手作りできることを、自らの手で教えてくれる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;お連れ合いが、ゴミ処理関連の仕事をされていることもあり、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;処理場にも足を運んだこともあるＹＡは、ゴミの問題に元々興味を持っていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「自分のハンコづくりと、ゴミの問題とが、封筒再生でつながった感じ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ＹＡの参加で、封筒の表現がずいぶん豊かになった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;つい先日の活動日には、封筒再生委員会のロゴのハンコを作ってくれた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;名称と「リユース」がひとめでわかる、ちょっと素敵なハンコなのである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（担当：ハンコ部）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;------------------------------------------------&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;■Ｉさん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;パンづくりに染色、自然農の畑も耕す多才なＩは、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;イベントプロデュースという別の顔も持つ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;２００８年春、ＹＡを通じて封筒再生委員会のことを知ったＩは、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「イベントに出展してもらえないか？」　と声をかけてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一度も会ったこともないのに・・・！？　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ＹＡに連れられて、３回目の活動日にやってきたＩの、最初のひとこと、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「思ったとおりの人たちだ〜！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;会ったこともないのに、なぜ興味を？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「封筒を捨てるのではなく、リユースする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ただ再生するのではなく自由な発想で、お洒落な封筒になるのだな、と」&lt;br /&gt;人とのつながりを大切にするＩは、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;イベントを通じて、みんなが楽しめて、かつ、誰かの役に立ち、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「ついでに」楽しくエコロジカルな生活の提案も出来たら、という。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ｉが初参加したちょうどその日、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私たちは、再生封筒を他のひとにも知ってもらうには、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;フリーマーケットのようなイベントに出るのがいいのかなぁ、と&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;雑談していた最中だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（担当：広報部）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;------------------------------------------------&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;■私（O.M）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;不器用な私は、こういうことには一番縁遠いと思っていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それが今では、カッターナイフ片手に、メンバーの技を伝授してもらいながら、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;せっせと封筒をつくっているのだから、人生ってわからない（笑）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もっとも、美しい封筒づくりは他のメンバーに任せ、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;シンプルな封筒一辺倒なのが、やっぱり私だったりする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;不思議なもので、どれだけ疲れていても、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;月に一度集まって、おしゃべりしながら手を動かしていると、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;心身ともにリフレッシュしていくのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あの日、カフェでＯが作った封筒の実物を見た時、思わず口に出た言葉。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「これ、売れるかも」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以来、出来上がったみんなの封筒を見ては、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この言葉を何度口にしたかわからない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（そのせいで、最近アキンドと呼ばれはじめた・・・）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ＳＢＳでは膳市にも出品させていただいて、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;たくさんの学生の手に、封筒たちは旅立っていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;封筒を使ってくれたひと、その封筒で届いた手紙を受け取ったひとが、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこからなにかを感じてくれたら、なにより嬉しい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;（担当：販売部）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;</description>
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<title>K.Nさん「一人ぼっちを卒業する」</title>
<link>http://www.slowbusiness.org/article.php/20080713222502979</link>
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<pubDate>Sun, 13 Jul 2008 22:25:02 +0900</pubDate>
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<category>E組　6月課題発表</category>
<description>&lt;br /&gt;『春風』という仕事を起こすという話になって、&lt;br /&gt;いよいよ会社を辞めてしばらくして、&lt;br /&gt;「張り切る」という感情と、&lt;br /&gt;もやもやとした疑問、不安、&lt;br /&gt;どうにもならない不自然な感覚が、&lt;br /&gt;僕の気持ちをかき乱していました。
その気持ちのまま赤村合宿へ出かけ、&lt;br /&gt;そのまま福岡にとどまって、&lt;br /&gt;色んな人と語り合って、&lt;br /&gt;時には不自由な英語で考えて、&lt;br /&gt;そして更に色んなことを感じて考えて、&lt;br /&gt;僕は一つの答えを見つけてきました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ひょっとしたら、色んな人に失望を抱かせるかも知れず、&lt;br /&gt;ひょっとしたら、まるで逆の気持ちを抱かせるかもしれない、&lt;br /&gt;どんな風に思われても良いのだけれど、&lt;br /&gt;とにかく僕にとっては、揺れた心を鎮めた答えです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;『春風』という看板を掲げて、&lt;br /&gt;中村さんが新たな活動の始まりを告げる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;数々のインスピレーションを行動に変えて、&lt;br /&gt;多くの活動を支え、その先頭にある人。&lt;br /&gt;そしてこのＳＢＳのコーチョーでもある中村さんの声は、&lt;br /&gt;多くの人に期待を抱かせるには十分なものです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;しかも、スローな仕事を作り出そう、という魅力的な提案。&lt;br /&gt;僕が当事者でなければ、どれほどこの会社に期待したことでしょう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どんな仕事をするんだろう？&lt;br /&gt;どこで活動するんだろう？&lt;br /&gt;いつから活動を始めるんだろう？&lt;br /&gt;何か手伝えることは無いかな？&lt;br /&gt;僕もその会社に雇ってもらえないかな？&lt;br /&gt;で、今『春風』は何をしているの？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;幸か不幸か、それを考え、進路を決めるのが僕なのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、上に挙げた疑問を考える中で、&lt;br /&gt;僕を苦しめる「もやもや」に出くわしたのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;みんなが応援してくれている、&lt;br /&gt;みんなが注目している、&lt;br /&gt;早く何か結果を出さなきゃ、&lt;br /&gt;早く何か形にして報告しなきゃ、&lt;br /&gt;期待に応えよう、&lt;br /&gt;失望されたくないよぅ・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;おやおや、よっぽど苦しかったんだね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;僕がかつていた世界で苦しんでいたときに、&lt;br /&gt;追い立てられるように生きていたときに、&lt;br /&gt;僕がいつも抱いていた気持ち。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;誰かの期待に応えようという強迫観念。&lt;br /&gt;弱みを見せない、常に強くあること。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あぁ、そうか、これだったのか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ここしばらく、溢れるくらいに文章への欲求があって、&lt;br /&gt;次から次に物を書きたくなっていたのですが、&lt;br /&gt;どうやらこの部分を伝えたかったのかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;僕の中にある何か。&lt;br /&gt;『春風』的な生き方に繋がる何か。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「自分の欲望に正直になる」&lt;br /&gt;僕が敬愛してやまない、Ｗ社のＹ部長の言葉です。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;僕は、僕が幸せに生きていける仕事を作り出したいのです。&lt;br /&gt;既存の会社が、僕を必ずしも幸せにはしない以上、&lt;br /&gt;僕は自分で作り出す必要を感じていたのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこが原点。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そしてまず、自分が暮していける形を作る必要があるのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;特にお金持ちではなく、定期的な収入も無い。&lt;br /&gt;どこかから資金援助があるわけでもない以上、&lt;br /&gt;自分が生活する基盤から作る必要があるのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だから、手が回らないところにまで手を出さない。&lt;br /&gt;自分にとっては荷が重い、と思うところまで頑張らない。&lt;br /&gt;できるところから始めていく。&lt;br /&gt;お金が足りなくなればアルバイトでもしましょうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;当初の雄大な構想からは遠く離れていても、&lt;br /&gt;自分にとって必要なところからやる。&lt;br /&gt;やりたいと思ったところからやる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だから僕は、僕の大好きな人と一緒に仕事をしたいのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先日訪問したウィンドファームは、&lt;br /&gt;社長の中村さん以下、パートさん一人一人に至るまで、&lt;br /&gt;みんなとても素敵な人たちでした。&lt;br /&gt;優しさの溢れる素晴らしい職場を見て、&lt;br /&gt;こんな会社と一緒に仕事がしたいなあ、と思ったのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、色々と無理を言って研修させてもらい、&lt;br /&gt;資料をもらったり、営業用のツールを分けてもらったり、&lt;br /&gt;ウィンドファームの名刺を作ってもらったり、してきました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;無給の社員っぽくなっていますが、&lt;br /&gt;個人的には『春風』の最初の取引先だと考えています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;更にその先に「ゆっくり堂」やＳＢＳの仲間たちと繋がれたら嬉しいです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いつか多くの人の期待に応えるかもしれないし、&lt;br /&gt;残念ながら応えられないかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だけど、僕は、誰かの期待に応えるためにこの世界に生きているわけではなく、&lt;br /&gt;同じように他の誰かも、僕の期待に応えるために生きているわけでもない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大好きな誰かと出会えれば素晴らしいけれど、&lt;br /&gt;出会えなければ、それもそれで素晴らしいことかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;福岡で、Ｗ社のＹ部長とゆっくりとお話できたことが、&lt;br /&gt;今僕の中で大きく成長し始めているような気がします。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;芋虫が蝶になるように、&lt;br /&gt;人もまた脱皮するのでしょう。&lt;br /&gt;人の脱皮は一度ではないのかもしれない。&lt;br /&gt;その何度目かの脱皮が福岡で始まったような気がします。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まずは、一人で何をしよう？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そう思っていたら、&lt;br /&gt;最近Ｗ社のＹ部長や営業マンのＧさんが、&lt;br /&gt;色んな形で手を差し伸べてくれて、&lt;br /&gt;そして新たな繋がりがやってきて。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;何故か一人ぼっちな気分になっていたのですが、&lt;br /&gt;何だか実は、全然一人ぼっちじゃなくて、&lt;br /&gt;みんなが僕のことを大切に思ってくれているんだなあ、&lt;br /&gt;と勝手に嬉しくなってきたのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あっそうか、もう一人ぼっちはイヤなのかも。&lt;br /&gt;僕は一人で何かを考えることが多かったのだけれど、&lt;br /&gt;つながりを求めて、対話を求めてＳＢＳにやってきたのです。&lt;br /&gt;仲間が欲しかったんだなあ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「Ｇさんは、ゆっくり村で時々一人ぼっちが寂しくなってるに違いない、ふふん」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なんて思っていた僕自身が、実は一番寂しかったのかもね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一人で何でもやらなきゃ、というところから、&lt;br /&gt;そろそろ卒業しよう、と思った梅雨のある日のことでした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;</description>
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<title>あきらごとうさん「習慣とやりくりする力・・車を通して考える・・」</title>
<link>http://www.slowbusiness.org/article.php/20080713221232462</link>
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<pubDate>Sun, 13 Jul 2008 22:12:32 +0900</pubDate>
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<category>E組　6月課題発表</category>
<description>習慣を変える、思い込みを乗り越える、因習を打破する。&lt;br /&gt;そこにあるやりくりする力。&lt;br /&gt;「車との付き合い方」を通して、そんなことをつらつら考えてみよう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
車の免許を取る動きが出始めるのは、高校生の時だ。&lt;br /&gt;周囲の友達が免許を取りに教習所へ通い始める。&lt;br /&gt;何か、ある種の流行かハヤリの病のごとく、ひとりまたひとりと教習場へ。&lt;br /&gt;大学時代も同じだ。「借金をしてでも今のうちに取っておかないと」&lt;br /&gt;「就職活動にも響くしねぇ」という掛け声と共にほぼ総動員。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「こうするしかない」「他に道はない」&lt;br /&gt;この種の考え方を「思い込み」と捉えると、&lt;br /&gt;僕はそういったものにあまり囚われたくない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大学時代は自転車を多用していた。都市に住んでいれば、&lt;br /&gt;車など本当に必要がなかった。&lt;br /&gt;大学への道のりは、家から駅まで自転車。電車で大学の最寄の駅まで。&lt;br /&gt;そこから別の自転車で大学へ。&lt;br /&gt;自転車を2台駆使して、軽い運動とひとりの時間をたのしんでいた。&lt;br /&gt;バス代を節約したいという切実な思考もあった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;就職も結局は要件が「原付免許」のみであった、某農業系の出版社に決まった。&lt;br /&gt;「働き出す前に、車の免許を取っておくか？」何て考えは余りなく、&lt;br /&gt;「原付でOKと書いてあるから、良いだろう。&lt;br /&gt;それよりも、時間とお金を有効に使おう」と&lt;br /&gt;西表島で大きなお祭の裏方手伝いをしたり、&lt;br /&gt;ピースボートに短期間乗船してインドまで行って国際会議に参加したり、&lt;br /&gt;オーストラリアにてパーマカルチャーを見てきたりした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;出版社の仕事では、50ccのスーパーカブを使いこなしていた。&lt;br /&gt;車の免許がないお陰で「冬の北海道営業チーム」からは外された。心底ホッとした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな車なしの習慣が変わったのは、福岡へ移住するに際してだった。&lt;br /&gt;赤村という農村に移ることになり、「さすがに田舎で車なしはムリだ」&lt;br /&gt;ということで車の免許を取得。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「車なし」という習慣が大きく変わった。&lt;br /&gt;確かに、車があれば移動範囲も広くなる、荷物もけっこう運べる、&lt;br /&gt;寒い冬でも車内は暖かいなど便利だ。&lt;br /&gt;赤村に来てから、務めているウインドファームが所有する乗用車を利用していた。&lt;br /&gt;仕事で福岡から大阪へ京都へ岡山へと遠出も何度もした。&lt;br /&gt;外部イベント出店の際には荷物を満載して会場へ向かった。&lt;br /&gt;いつしか、僕の暮らしの中で「車があること」が当たり前になっていた。&lt;br /&gt;習慣になっていったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;しかし、会社的には赤村社用車は燃費が悪い、維持費が掛かるという状態。&lt;br /&gt;さらには、CO2排出の問題もある。&lt;br /&gt;ウインドファームは08年をハチドリ元年として、&lt;br /&gt;法人として環境を守るために出来ることを積極的にしていこう&lt;br /&gt;という方向性を決めた。&lt;br /&gt;その流れで「赤村社用車は廃止！」という決定に。&lt;br /&gt;僕の車ライフも2年でひとまず終わりを告げた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;すんなり車廃止に納得したわけでもなく&lt;br /&gt;正直なところ「ヴぇ〜まじっすか！？ムリムリ。&lt;br /&gt;この地で車なしでやっていくなんてムリ！」&lt;br /&gt;「赤村にお客さんが来た時の対応はどうするのさ？」&lt;br /&gt;「本社からカフェに荷物を運ぶ足もなくなるよ」&lt;br /&gt;「それに、電車通勤なんて、1.5倍ぐらいの時間がかかるじゃないの」&lt;br /&gt;といった後ろ向きな想いばかりが浮かび軽く抵抗していた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;社用車廃止が確定した後も「ぢゃあ、仕方がないから自前で車を持つかなぁ」と&lt;br /&gt;考えていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、「ないならないで何とかなるかな？」としばらく&lt;br /&gt;車なし生活をしてみることにした。&lt;br /&gt;通勤は電車。ある時同僚のYさんが思いついた。&lt;br /&gt;「ゴトー君、赤池駅まで電車で来たら僕が車で拾おうか？」と。&lt;br /&gt;正にカーシェア。&lt;br /&gt;電車で40分ぐらいかけて赤池まで行き、そこから40分程度かけて車で本社へ。&lt;br /&gt;電車の40分は読書の時間。集中して読める意外と良い時間。&lt;br /&gt;車の40分は矢野さんと対話の時間。&lt;br /&gt;仕事の話、世の中の話、哲学的な話、しょーもない話、いろいろな話をする。&lt;br /&gt;自分の頭も整理される、お互いの認識が深まる、新しい発想も生まれる。&lt;br /&gt;かなり充実した時間だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;村内移動は、自前のスーパーカブ。&lt;br /&gt;燃費良好、維持費はあまり掛からない。そこそこの荷物なら運べる。&lt;br /&gt;これで充分。&lt;br /&gt;雨の日にバイクで走ることには慣れっこなので、カッパを着てひた走る。&lt;br /&gt;田んぼ畑も歩いて行ける距離なので、車は無くても何とかなる。&lt;br /&gt;今は活用できていない自転車も活躍させたいな。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;お客さん対応や荷物の移動などどうしても車が必要な時は「借りる」。&lt;br /&gt;見渡せば、いろいろなところでカーシェアが可能だった。&lt;br /&gt;カフェスタッフがカフェ勤務中は車を借りられる。&lt;br /&gt;隣のOくんの軽トラも借りられる。&lt;br /&gt;ありがたいことに、「お互い様」が成立しているので、&lt;br /&gt;自分の手元にいつでも動かせる車がなくても何とかなっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;当初は「赤村にて車なし生活はムリ」という不安と思い込みがあったが、&lt;br /&gt;やってみると、工夫とアイディアとやりくりで意外となんとかなる。&lt;br /&gt;知恵も出てくる。協力も得られる。&lt;br /&gt;このやりくりする力ってとても大切だと思う。&lt;br /&gt;言ってみれば、生きる技術。あるいは、文化力。&lt;br /&gt;それは、「こうでなければダメだ」「他に可能性はない」という&lt;br /&gt;「思い込み」、「因習」、「習慣」を打破する力。&lt;br /&gt;その先に、別の可能性をひねり出し、創り出す力。&lt;br /&gt;もっとも、それは、自分ひとりだけで成立するわけでもなく、&lt;br /&gt;周囲の協力があってこそ出来ることだ。&lt;br /&gt;多謝！</description>
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