★設立経緯
スロービジネスカンパニー(以下、SBC)とは、任意団体スロービジネススクール(以下、SBS)の事業から設立された中間法人です。
フェアトレードのパイオニアである中村隆市((株)ウインドファーム代表、NGOナマケモノ倶楽部世話人)が設立発起人となり、「いのちを大切にする仕事」であるスロービジネスを学ぶ場として、2004年11月にスロービジネススクールが設立されました。
スロービジネススクールが立ち上がってから1年半経過した2006年1月、SBSの学生が実際にスロービジネスを実践できる場として、待望の有限責任中間法人スロービジネスカンパニーが立ち上がります。設立以降はSBCがその事業のひとつとして、SBSを運営しています。
★会社概要
SBCは理念と活動方針に沿って様々な活動や事業を展開しています。
「売り手」「買い手」「世間」「未来」良しの「四方良し」を目指すスローウェブショップ膳(Zen)の企画運営。
地域にあるものを掘り起こしながら、半農半X的なライフスタイルを実践して豊かに愉しく暮らすコミュニティ創造事業「ゆっくり村」企画運営。
スロービジネスを広めていくための学びと実践の場であるスロービジネススクールの企画運営。
SBS学生の交流とオルタナティブな交換関係を目的とした地域通貨膳の企画運営。
これらの事業が有機的につながる中で、「スロービジネスを広めていく」ために、講演会やイベント、ワークショップの企画、DVDや書籍などの商品企画と販売、SBS学生が自発的に開始したプロジェクトの支援、スローな人と人との繋がり作りなどに取り組んでいます。
★組織概要・沿革
社名:
有限責任中間法人スロービジネスカンパニー
〒807-0052
福岡県遠賀郡水巻町下二西3-7-16
Tel: 093-202-0081 Fax: 093-201-8398
E-mail: sbc(at)slowbusiness.org
URL: http://www.slowbusiness.org
*(at)は@に代えてください。
設立:
2006年1月26日
資本金:
300万円
会員数:
135名(内学生: 128名、賛助会員:7名)
役員(2008年度):
理事 矢野宏和((株)ウインドファーム)
理事 後藤彰((株)ウインドファーム)
理事 西井勢津子(コミュニティ・ユース・バンクmomo)
理事 高津克治
理事 玉置慎一郎((有)津山こだわり本舗)
理事 高橋美砂子
事務局:
事務局長 矢野宏和((株)ウインドファーム)
事務局スタッフ 上條麻子(ショップ「膳(Zen)」担当)
事務局スタッフ 後藤彰(ゆっくり村担当、(株)ウインドファーム)
事務局スタッフ 増永晃子(ショップ「膳(Zen)」担当、(株)ウインドファーム)
事務局スタッフ 黒崎高之(システム担当、(株)ウインドファーム)
顧問:
中村隆市((株)ウインドファーム代表、ナマケモノ倶楽部世話人、(有)ゆっくり堂代表)
事務局スタッフ&理事紹介はこちら!
事業内容:
1.人材育成・ビジネス支援事業
2.販売および物流サービス
3.コミュニティ創造事業
規約
会社沿革:
2004年5月 スロービジネススクール開校
2006年1月 資本金300万円で「有限責任中間法人スロービジネスカンパニー」を設立。
同時に、SBCがスクール事業としてSBSの運営を開始する。
2006年3月 株式会社ウインドファームとの共同事業という位置づけで「ゆっくり村」プロジェクトスタート
2006年10月 株式会社ウインドファームとの共同事業という位置づけでスローウェブショップ「膳(Zen)」オープン
2007年6月 SBS内地域通貨膳テスト運用開始。
●事業紹介
★スクール事業:スロービジネススクール
当サイトの「概要」をご覧ください。
★販売事業:スローウェブショップ「膳(Zen)」
スローウェブショップ「膳(Zen)」は2006年3月ごろよりスロービジネススクールの学生の手によって立ち上げの準備が進められてきました。ショップの名前は学生の提案と投票により「膳(Zen)(*)」に決まりました。
SBC事務局スタッフがWEBショップ担当として実務を行っており、ショップは2006年9月に学生向けにプレオープン、10月に一般オープンしました。「膳(Zen)」のサイトデザイン、ロゴのデザインとともにシステムの構築も学生が手がけています。ショップでは主に(株)ウインドファームのコーヒーなどを扱うほか、SBCの旧編集部で作った本 『知ることからはじめよう』と田中優氏の講演DVD、(株)ナガタックのソーラーエナジーを扱っています。そしてSBS学生が関わりながら田川郡赤村で生産されたゆっくり米=農薬不使用の赤米も扱いました(現在は完売)。また、学生が編集に携わった本や、取扱いを希望した商品など、「スロー」というコンセプトに合う貴重な商品を扱っています。
・スローウェブショップ「膳(Zen)」の目指すもの
「膳(Zen)」は「利用すればするほど社会がよくなるお店」を目指します。
オーガニックコーヒーなどのスローフード、フェアトレード商品を扱いながら、社会問題を提起する情報の発信とオルタナティブなライフスタイルをお客様に提案していきます。また、NPO団体の制作物の販売代理やイベントの物販支援などを行いながら、市民運動の支援もしてゆきます。そして収益の一部をスロービジネスを支援するための基金としてプールしていくことを目指し、「スロービジネス支援の核」を担うことをビジョンに定めています。
そしてゆくゆくはスローという文化の発信地となること、「コミュニケーションの場」を大切にする「スロービジネスの総合コミュニケーション・サイト&モール」として、スローな市場と有機メディアの創出を目指してゆきます。
★コミュニティ創造事業:ゆっくり村
「毎日旬の美味しいものを食べて、友と語り、汗を流して作物を育て、モノづくりをして、音を奏で、共に学び成長し、安らかに眠る。そんな「ゆっくり村」があっても良いな。問題ではなく答えを生きる。」
こんな発想で2006年3月に有限責任中間法人スロービジネスカンパニー(SBC)とウインドファーム(WF)との共同事業として「ゆっくり村」というプロジェクトが福岡県田川郡赤村でスタートしました。
奪い合いや過度の競争によって疲弊し、生きる愉しみや希望を見失いかねない現代社会の中で、「ヴェ?そんなライフスタイルや働き方、人々のつながり方もアリなの?」というモデルを創りたい。「生きることってもっとシンプルで素敵で愉しくて良いのではないか。」「もっとライフ(「いのち・暮らし・人生」)を丸ごと味わい愉しむ『ライフの快楽』があって良いのではないか。」そんな想いがプロジェクトの根底にあります。

おカネに執着しなくても、農的営みと「いのちを大切にする」スロービジネスを実践しながら、食やエネルギー、医療(健康)、学び、遊び、居住空間をソコソコ自給して、多様で多彩なメンバーが支えあいながら愉しく生きていける、そんなコミュニティ創造をゆっくり村は目指しています。
地域にあるものを掘り起こしながら、農山村の豊かさを体験的に学ぶ「農山村丸ごと学び場」をゆっくりと進めています。これまでに、本格土窯で行う炭焼き、原木栽培のキノコ農家から学ぶキノコと山のつながり、手植えによる田植え体験、手作業の稲刈りなどを行っています。農山村は学びの素材の宝庫です。
ゆっくり村では、スロービジネスや農山村での暮らしを体験的に学ぶ仕組みとして「ウーファー」の受け入れもしています。カフェや田畑の仕事に労働力を提供してもらう代わりに、宿と食事を提供するという仕組みです。これまで10名以上の人たちがウーファーとしてゆっくり村に滞在してくれました。
06年5月22日にウインドファーム直営の赤村スローカフェ・クリキンディが源じいの森温泉内にオープンし、オーガニックコーヒー、自然食ランチ、ナチュラルスイーツ、フェアトレード雑貨などをお客さんに提供しています。クリキンディでは、音楽ライブイベントや手づくりワークショップなど様々な文化イベントも行っており、ウーファーの仕事場にもなっています。
まだまだ始まったばかりのゆっくり村計画ですが、ゆっくり丁寧に事業を進めています。
★SBS内地域通貨「膳」
SBS学生間の交流の促進とオルタナティブな交換促進、お金のあり方を見つめなおすことを目的として、SBS内地域通貨「膳」が動き始めています。
SBS学生が「私にできること」を膳で提供したり、受け取ったり。どんなことでも膳を媒介にして交換と交歓が起こり得ます。参加するメンバーの想像力と創造力が試される遊び心に満ちた事業です。
*「膳」という名前について
「膳」は「ごはん一膳分」の「膳」。
日本円ではなく、ごはん一膳が地域通貨「1膳」分になったらいいね。
そんな気持ちから、スロービジネスカンパニーの運営する地域通貨の名前が決定いたしました。また「膳」は肉付きに「善」と書きます。「からだにいい」という意味を持っています。これにちなみ、ウェブショップの名前もつけられています。
これまでの取り組み
2006年度のスロービジネスカンパニーの事業内容のご紹介です。
1.スロービジネススクール運営
スロービジネススクールの学生に対する学習プログラムを提供していく部です。スローな仕事や暮らしについて学ぶ「スローな学び場」、合宿やスロービジネスプランコンテストの開催、学生に向けた教材づくり、地域通貨の運営など様々な活動に取り組んでいます。合宿ではスロービジネスに関する講義・フィールド学習を、そして公式サイトでは全学生を対象としたWEB講義を提供、また無料DVD教材の配布など、多彩な学びの場を展開中です。コンテストでは、学生の豊かなアイディアをもとにつくられたビジネスプランの実現に向けて資金・ノウハウ面での支援を行っています。
2006年3月スロービジネススクール運営部発足
3月第1回スロービジネスプランコンテストの開催
4月 神奈川・藤野合宿開催
6月「eco japan cup 2006」コンテストに参加(学生が受賞)
7月 未来バンク代表・田中優氏講演会 於東京・カフェスロー
7月 兵庫・三木合宿「スローツールイズム」
10月 SBS公開講座「六ヶ所再処理工場が問う私たちの生き方」開催 於東京
10月 伊豆いりあい村 秋合宿
6月WEB講義の開催「大豆一粒から見る食と農の世界」
スローな学び場ワークショップの開催
東京:第1回6月25日
第2回7月23日
第3回8月20日
福岡:第4回9月30日
12月第2回スロービジネスプランコンテストの開催
2.商品企画
スロービジネスカンパニーでは、環境問題や社会問題をスロービジネスによって解決していきたいと考えています。生産者と消費者のつながりを育み、生態系を破壊したり汚染しない農林水産業や工業をサポートし、持続不可能な使い捨ての暮らしや産業を洗い直していきます。そういったことをふまえ、商品企画部では、持続可能な暮らしに役立つ商品――電池の要らないエコラジオや湯たんぽなど、世の中に広まってほしい商品そしてサービスを企画・販売していきます。
2006年3月 商品企画部発足
6月 ソーラーエナジー販売開始
4月の藤野合宿で取扱が決まったソーラーエナジーの入荷&販売開始
2006年10月 スローウェブショップ「膳(Zen)」(http://shop.slowbusiness.org)をオープン。
DVD「Salud!ハバナ?キューバ農業都市リポート」や遺伝子組み換え食品のドキュメンタリーである「食の未来」を扱う。
3.WEB制作
スロービジネススクールの運営を円滑に進めるために、裏で支える役割を担っています。
公式サイト、メーリングリストの運営管理を行なう他、学生からの技術的な相談に乗っています。また、スローやエコロジカルな商品を販売するWEBショップ「膳(Zen)」(http://shop.slowbusiness.org)のプロデュースと運営も手がけています。スローなコンセプトでサイト作成やデザインのアドバイスも行っています。
2006年3月 WEB制作部発足
2月 スロービジネススクールの新公式サイト(http://www.slowbusiness.org)がオープン
3月 ウェブショップの立ち上げ(作成・運用)スタート
10月 スローウェブショップ「膳(Zen)」一般向けオープン
3月?12月 ウェブショップ作成・運用に関する支援
10月?11月 スロービジネススクール公式サイトのデザイン・サイトについて討議
11月?12月 地域通貨システムについてテストと議論
SBS、SBCの活動をバックアップするためのシステムづくりを行う。
4.DVD・書籍の編集・出版
DVD・書籍の出版などを行う編集部の役割は「情報発信」。スローやピース、エコロジーをテーマにした映像メディアの企画・制作、出版物の企画・編集・制作を手がけていきます。目的は、「記録すること」と「伝えること」。今までに知っていること、これから知ること、みんなで考えること。そして消えていきそうなもの。そんな大切な情報を、「使える形」に記録し、伝えていきたいと考えています。
2006年3月 編集部発足
6月-9月 ブックレット「知ることからはじめよう」制作・編集
9月末 「知ることからはじめよう」発売
9月 リーフレットの制作
10月 SBC通信第1号 編集・発行
7月?10月 田中優氏講演DVD「原子力エネルギーと別れ豊かに暮らす仕組みづくり」編集・制作
10月末「原子力エネルギーと別れ豊かに暮らす仕組みづくり」発売
5.ゆっくり村(福岡県・赤村)の運営
「毎日美味しいものを食べて、友と語り、作物を育て、モノづくりをして、音を奏で、共に学び成長し、安らかに眠る。そんな『ゆっくり村』があっても良いな。問題ではなく、答えを生きる」
こんなコンセプトをもとに、福岡県田川郡赤村にて「ゆっくり村」計画進行中。「ゆっくり村」とはスローな村、つまりエコビレッジのひとつの形。食、農、住、医、育の自給と持続可能で豊かなコミュニティづくりを目指しています。現在は、無農薬米やダイズの栽培、自家採種プロジェクト、農作業体験イベント、音楽イベント、およびウーファーの受け入れなどを展開中。
2006年3月 ゆっくり村運営部発足
4月 紙マルチ除草コシヒカリ栽培スタート。田植えイベント化
6月 無農薬赤米栽培スタート。田植えイベント化
7月 ゆっくり村ブログスタート
10月 SBS学生池田徹さんの写真展開催@カフェ・クリキンディ
11月 ゆっくり村収穫祭 赤米の手刈りイベント化
特産物センターに野菜など適宜出荷。
GNH(国民総幸福)イベント共催 ブータンからお客さん来赤・ゆっくり村
12月 後山集落にて地元学イベント
⇒ゆっくり庵(仮)スタート
2月 竹炭作りWS開催 農山村丸ごと博物館イベントスタート