もしかしたら、変われるかもしれない。

【SBSに入るまでのいきさつ】

もともと地図や旅行や電車が好きで、
特に若い時分は、電車やオートバイであちこち行っており、

大学卒業後は、地元の地図会社に入ったのですが、
人間関係などが原因で、3年で辞めました。


その後、次の働き口を探すまでの繋ぎとして、
玩具菓子製造会社で、パート社員として働いています。

・・・で、繋ぎのはずだったんですが、
週休2日制と、親元から通っていることと、
自分の、熱しやすく冷めやすく怠惰で臆病な性格に甘えて、
未だにそこで働いています・・・。

とはいえ、
この業種自体の存在価値と将来性には疑問を持っており、
また職場の人間関係があまりよくないこともあり、
今すぐにでも辞めたい・・・と思っていたとき、

本屋で偶然、藤村靖之さんの「愉しい非電化」を見つけました。
2004年、夏の暑い日のさなかでした。
すぐさま買って見てみたら、興味津々の非電化製品の数々。
その中に、「煎り上手」がありました。



これを使ってコーヒーの生豆を煎り、淹れる。 新鮮な感じがしました。

そこで、非電化工房から「煎り上手」と生豆を購入し、 自家焙煎してコーヒーを飲むようになりました。

またこの本には、中村隆市さん、
つまり、SBSの中村コーチョーの話も出てきており、
さらに、ナマケモノ倶楽部の話も出てきます。

そのナマケモノ倶楽部の理念に共感して、会員になったものの、
自分でどう関わっていいかわからず、何もしないまま、
結局1年で辞めてしまいました。

また、ナマケモノ倶楽部のHPに、SBSの案内も出ていました。
これが、SBSとの初めての出会いです。

丁度、大量生産・大量消費・大量廃棄に疑問を抱いていたこともあり、
また、好きなことを愉しく仕事をする。
僕にとって、とても理想的な場所に思えました。

しかし・・・。

当時の僕は、異常なほどフットワークが重かったのです。
入るのに恐怖感が先にたち、一歩が踏み出せない。

このくらいのことでも、清水の舞台から飛び降りるようなものでした。
結局、この時は応募を見送ったのでした。

ただ、コーヒーの方は、ウインドファームから時折買うようになったため、
ネットでウインドファームのHPは見ていました。

その後も、
ずっと自分の人生の方向性が見いだせず悶々としていたのですが、

ある時、ふとウィンドファームのHPを見ていたら、
SBSの5期生の募集をしていました。昨年2月のことです。

「もしかしたら、これをきっかけに、自分が変われるかもしれない・・・。」

そう思い、応募。

ところで、応募時の課題図書の「スロービジネス」の文の中に、
中村コーチョーとジャカランダ農場のカルロス・フランコさんとの関わりに、
ひとり感動していました。

人と人との繋がり。
これこそが、ビジネスに限らず、
人生で最も重要視されるのではないか。

それと、「わたしにできること」のハチドリの話にも感銘を受けました。
どんなにちっぽけなことでも、行動することが大事だ、と。

ただ、提出した感想文はとても酷い文章で、
とても見せられるものではありませんでした。
なんせ、まともな文章など、
大学出て以来、殆ど書いたことがなかったのですから。

「ああ、こりゃダメだな・・・。」
と思ってたのですが、何故か合格していました。
何故か・・・と言うと変ですけど、当時の僕の心境は、そんな感じでした。

スロービジネスに大いに興味は持っていたものの、
何をやろうか、というのは具体的には何も持たないままの入学でした。




【SBSに入ってからの自分自身の変化】

もともと僕は臆病な性格なので、
入学当初はメーリングリスト(ML)も、なかなか見ることが出来ませんでした。
なんせ、自分の名前が出てきただけで、ビビってしまうくらいだったので。

MLの初投稿は、1ヶ月後。
自分にとって苦し紛れの投稿でした。

このときは、自分の投稿に早く返信がきたので、
素直に嬉しかったですね。

5月の清里合宿では、期待半分、不安半分で行きました。

結果的には愉しかったのですが、
自分のスピーチ力と会話能力と発想力の貧困さが露呈してしまいました。

「何でみんな、こんなに自身満々と喋れるんだ?面白い発想ができるんだ?」
「自分はここに居る資格はあるのだろうか?」

そこには自信喪失した、落胆している自分がいました・・・。

もともとスピーチは大の苦手であり、
自分の貧相な経歴では、自信を持ってアピールできないのに加え、

自己主張したら、「自慢するな!」「文句言うならお前がやれ!」
と反論されるところで育ったため、

自己アピールが苦痛でしようがなかったのです。

とはいえ、今思えばこの合宿に参加したことは大正解で、
おかげで半歩ながらも踏み出せたのではないか、と思います。

参加してなかったら、
今頃ナマケモノ倶楽部での二の舞になっていたかもしれません。

以後、時折SBS絡みのイベントに参加したり、
ウェブショップ膳(Zen)で買い物をしたり、
SBSや膳(Zen)HPのエラーチェックをしたりしています。

そうこうしているうち、無意識のうちに自分を縛っていた何かが、
徐々に解けていくのを感じるようになりました。

昨年冬の綾部合宿の時には、
清里の時よりも、だいぶ自分というものを出せるようになり、
それなりに積極性が出るようになったと思います。

中村コーチョーからも、
「白石さんは、何年も前からSBSに居るみたいだね。」
と言われました。
それだけ、SBSに馴染んだ、ということなのかもしれません。
これには、内心嬉しかったです。

ただ、自分で率先して何か企画をたてるのは、未だ出来ませんけど。


【今後は・・・】

スロービジネスをやっていきたい、という想いは常にあるのですが、
自分の中では、まだ方向性が定まっていません。
暫くは、暗中模索が続くと思います。

ただ半農半Xには大いに関心があります。
僕にとって理想的な生き方だと思ってます。
でも肝心のXは、見つかるのだろうか・・・?

そう思いつつも、どこかで誰かに頼ろうとする自分がいます。

元々、他人に追随する考えと、他人に依存する体質が僕にあり、
もうちょっと、何とかせんとイカンなあ、と思ってるんですが。

E組の活動が、これらの答えを導いてくれる・・かもしれない、
と思っております。

あと交友関係も、僕は受動的かつぞんざいであったため、
今まで非常に希薄でありました。

これからは、人との関係も、徐々に紡いでいこうと思います。

SBSに馴染んだ、とはいうものの、
SBSの他の学生との関係は、
対外的には「知り合い」、と今の僕の中では言わざるを得ませんが、

SBSやE組の活動を通して、
「友人」
またそれを超えた
「親友」

と、自信をもって言える様な関係を
構築していけたらな・・・と思います。

(5期生 白石隆)


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